異世界居酒屋～古都アイテーリアの居酒屋のぶ～ 第9話「中隊長の弱点」第10話「招かれざる客」 感想

前半は、中隊長のイカ嫌いを直す話だったが、嫌いで食べられなくても、好きで食べ過ぎても、どこぞのイカの娘さんに怒られそうな話であった。 結局、中隊長の想像するイカはクラーケンレベルで、のぶで出している通常サイズのイカは子供だと思っていた程度の「食べられない」だったため、イカ漁師の娘さんとのお見合いはうまくいきそう。と思ったら、この異世界はクラーケンが本当にいるのね。実際に披露宴とかで出されそうでだ。中隊長の苦難は続く。 後半はブランターノ男爵が来店。なんだかんだでオーダーされたシュニツェルという料理が分からないため、大将はどういった料理かを聞きに兵舎へ。その間にしのぶがたまたま作ったカツサンドが、カツレツを意味するシュニツェルに当たるため、男爵を満足させることができたと。また、しのぶのまかないで居酒屋のぶの危機を脱しているという…しのぶすげぇ。 っていうか今回は、大将の料理人の誇りと意地が見られたのと、しのぶがいざとなったらこん棒を取り出す強気な性格を披露してくれたのと、エーファがやっぱりまじめな性格で、客の癒しになっていることが表現されていた。この三人の性格は、常に表現されているようで、実は営業会話以外のセリフ量が少ないから、物足りなかったんだよな。特に大将のプロ意識が垣間見れて本当に良かった。