はちよりうえ

見たアニメについて感想などをメモる。※ネタばれあり

マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 第12話「どうしてこんなにみじめなんですか」

 

意外とみかづき荘での死者が多いのね。

 

今週の内容

いろは達を見送ることなく、マギウスの翼の講義に行かせたやちよ。しかし以前みかづき荘にいた仲間から行かなくて良いのかと問いかけられ、仲間ではないと言いつつ、魔法少女が騙されるのを止めるためだと理由を付けて、やちよもまた、フェリシアが持っているGPSをたどって、いろは達を追いかけることにするのだった。

記憶ミュージアムで里見灯花と出会ったいろはは、自分とういの事を覚えているかと尋ねるが、灯花は知らないの一点張りで、みふゆによってこの話は切り上げられてしまう。

マギウスの掲げる魔法少女の解放についての講義に入った灯花は、まずは魔法少女理論基礎Ⅰだと宣言し、指示棒を片手に講義らしくスクリーンと椅子を展開させ始める。

一方雨の降る中、橋の上で一年前にやちよ達と何があったのかを、レナに語ろうとするももこ。そこへかえでが近づき、ずっと連絡が取れなかった彼女の登場に、レナはももこの話よりも驚くのだった。

魔法少女理論基礎Ⅰの内容はソウルジェムについて。灯花はAさんという例題を出し、ソウルジェムが砕かれた場合は、魔法少女はどうなるのかとさなと鶴乃に問題を出す。二人は正解することができず、灯花は端的に死んでしまったのだと答え、困惑するいろは達にソウルジェムは自分たちの引き出された魂だと説明を加える。

橋の上で再会したかえでに、レナは走り寄って抱きしめ、心配をかけるなと、彼女にしては素直な気持ちを言葉にしていた。かえでの方は、陰のある微笑を絶やすことなくレナを抱きしめ返し、これからはずっと一緒に居ようと返していた。

ここで躓くなと呆れる灯花に、まだ次があるのかといろはは思わず声を上げる。

魔法少女理論基礎Ⅱは魔女について。今度はスクリーンに映し出すことはせず、場所を移動して、みふゆと共にゴンドラ状のアトラクションに乗り込むいろは達。記憶を追体験できると聞いた辺りで睡魔に襲われ、いろは達はその場で眠り始めてしまう。

気が付いたいろはは、ある魔女の結界内にいる事に気付く。やちよとみふゆ、もう一人の魔法少女のかなえが魔女に向かっていき、戦闘が始まるとしばらくして、魔女の攻撃で動きを封じられたやちよとみふゆを庇う様に、かなえと呼ばれた魔法少女が、魔女からの攻撃を何度かやり過ごすことになった。この辺りで、いろははみふゆから声を掛けられ、今声を掛けてきた彼女は、自分と一緒にゴンドラに乗った現在のみふゆなのだと理解する。

記憶の中の戦闘は、かなえが魔女の攻撃をはじき返して本体に命中させ、何とか終わらせることが出来た。しかしその過程で、かなえのソウルジェムにはひびが入り、砕けてしまっていた。

魔女の結界から出たやちよとみふゆは、かなえが動かない事に気付き、グリーフシードをソウルジェムの欠片にかざすが、キュゥべえから諦めるように淡々と言われ、彼女の死に二人して絶望することになった。この姿をみていたいろはは、どうすることもできないのかともどかしく感じるが、一緒に記憶を追体験しているみふゆは、過去は変えられないと告げ、魔法少女理論基礎Ⅰのソウルジェムについてのおさらいは終わる。

記憶ミュージアムに到着したやちよを、灯花は遅いと言いつつも追い返すことはせず、いろは達の居るゴンドラへと。視線を移すことでやちよに知らせるほどの余裕を見せる。しかしやちよはそんな彼女に関わらず、すぐに室内に設けられた策を槍で切り開き、ゴンドラのロープに足を置いて滑り降りていってしまう。これには灯花も古い物は大事にしろと声を上げて文句を言うのだった。

今度はみかづき荘での様子を見ているいろは。リビングにはやちよとみふゆの他に、鶴乃、ももこ、メルという少女もいて、鶴乃の万々歳の微妙なランクインの話題や、メルの占いで本日は千年に一度のラッキーデイだと騒ぐなど、にぎやかに暮らしている様子を見ることになった。

鶴乃が店の手伝いを開けられないと言うタイミングで、他の区から渡ってきた魔女との戦闘を始めるやちよとみふゆ、ももこにメル。結界内に入ると、黒い手の様な魔女の本体と、それを取り巻く無数の白い手が、黒い杭を持って打ち付けると言う攻撃を受けることになり、メルはその中でソウルジェムを濁らせてしまう。

撤退直前に、みふゆからグリーフシードでソウルジェムの濁りを解消してもらったメルは、仲間を逃がすために囮になったやちよを手助けするべく、大技を繰り出すが、その一瞬、少し顔をしかめていた。

魔女の結界から現実に戻ってきたやちよ達は、メルを取り囲みソウルジェムが危険な状態まで濁った彼女のために、グリーフシードを取ってこようと、あたふたしていた。しかしメルはもう持たないと自覚し、ラッキーデイであることは譲らないままソウルジェムを濁らせ、魔女となってしまったのだった。

魔法少女の真実を聞いたレナは、思わず後ずさってしまう。そんな彼女を見ていたももこは、かつて仲間が目の前で魔女になった時のことを思い出していた。

同じく記憶の追体験でも、みかづき荘に戻ったやちよ達は、キュゥべえを取り囲み、主にももこが詰問していた。しかし魔法少女となるように契約してきたキュゥべえは、感情的になる彼女たちに淡々と魔女と魔法少女の関係について明かし、全ては宇宙の寿命を延ばすためだと、自分たちの考えを分かってもらえると言ってのけたのだった。

魔法少女はみんな、キュゥべえに騙されていたのです!」というスクリーンで魔法少女理論基礎Ⅱが終わり、続いて応用Ⅰが始まる。

半年が経った街中で、割り切っていたももこの言葉を聞いたみふゆは、真実を知っている自分は、ずっとこの惨めな気持ちを抱えていなければならないのかと、高台に上って街を眺めながら欝々と考えていた。そんな彼女のソウルジェムは濁りをため込み、メルの時の様な影が立ち上がるが、一瞬みふゆを核にしたような魔女に似たものが浮かび上がるが、すぐに上方に白い鳩の様なものを排出し、みふゆを残して消えていってしまう。

みふゆのソウルジェムが、きれいな状態で彼女の傍に転がっているのを見たいろはは、声を上げて驚いていた。そこへ灯花が現れ、このみふゆの減少をドッペルと呼び、こうなるように灯花がシステムを作り上げたのだと、持っている傘を回し得意げに明かす。

ももこから魔法少女の運命を知らされたレナは、あまりの衝撃に雨の中で膝をついていた。そんな彼女を抱きしめる形で支えていたかえでは、自分と一緒に来れば救われると、レナを誘うのだった。

 

ここから感想

今回も、お呼ばれして真実が明かされただけだった。

今週で見せてくれるかと思っていた、みふゆがどうやってマギウスにたどりついたのか、いつみかづき荘を出ていったのか、その時のやちよの様子はどうだったかと言う点が抜けていたので、単純にキュゥべえのセリフで盛り上がるしかなない話だった。それもネタを知っていると、感動とかが無いのでモチベーションは下がってしまうな。

しかし一つ疑問なのが、今のところ三人って天音姉妹に紹介されていたマギウスのうち、出てきているのが灯花だけと言うところ。もう一人がねむだと明かされているし、最後の一人がういなら、この三人でどうやって救済しているのか、そして、ういが消えることになった経緯等々、明かされていない部分があるところだな。ここは来期になるのだろうか。

まぁ、いろいろと思うところはあるけれど、次で第1クールが終わるので、出来ればキリ良く終わってくれると嬉しいかな。

 

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