はちよりうえ

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エガイオノダイカ 第4話「希望の選択」 感想

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やはりユウキは引きこもっていたようで、王族の決断権が機能しない状態で戦線の維持に当たっていたことが判明。新型を投入した途端に大破が無しになるのだから、この一カ月間のハロルドの苦悩がうかがえる。 戦況が帝国側にとって不利になる中、放棄する都市に、前国王と王妃を巻き込んだ新ソレイユ爆破事件の現場だった街があった事で、ユウキはヨシュアを、レイラは夫と娘の事を思い出し、いかに二人にとって事件とその現場となった都市に想入れがあったかが描かれた。で、その中でレイラの夫と娘が亡くなったと思われる描写があったが、あの金魚のホログラム装置、ステラの物と似ていないか?というか、レイラとステラって親子じゃないのか?親子であれば、感動の再開か、親に捨てられた子の復讐の話に持っていけるし、一兵卒のステラとソレイユ王女のユウキが出会う糸口になれるかもしれない。それでもステラとユウキが話ができる関係にまで持っていくのは難しいけど…。 第4話にして、ジョシュアの死からおおよそ1か月半から2カ月。ようやくユウキが、王族として戦争に向き合ったところで、ユウキの選択ミスによって民間人十数名と救助に当たった部隊が全滅。ユウキが直接ハロルドに救助を要請した案件だったから、犠牲者を出した責任を直に感じることができる表現ではあったが、主人公たちに課される成長するための苦難の描写として、ここまで「自分の感情」と「国民を守る判断」の難しさをユウキに課しておいて、ステラの抱える「感情」と「軍人としての立場」を理解できない面はあまり分かりやすく表現できていない気がする。 戦争の悲惨さと、各個人の感情の折り合いの難しさを描く作品だと思って視聴しているので、そこを重点に見ていこうかと思っているが、まだ少しキャラの視点がつかみきれないため、この視点が最後まで表現されるのか若干不安が残るなあ。 にほんブログ村 アニメブログへ