はちよりうえ

見たアニメについて感想などをメモる。※ネタばれあり

モブサイコ100Ⅱ 009「見せてみろ 〜集合〜」 感想

モブサイコ100 II vol.001 (初回仕様版/2枚組) [Blu-ray]

今週の内容 燃える自宅で、焼死体と思われるものを目にしてしまったモブ。とっさにエクボがダミー人形であることを訴え、モブが暴走することは免れたが、モブはそのダミー人形を作った能力者を探して、近くにいた「これからモブの家を襲おうとしていた能力者」を攻撃し倒してしまうのだった。 あやうく警察を呼ばれるところだったモブを拾ったのは、霊幻の元に案内するために車で訪れた、元爪の第7支部の幹部・誇山と桜威だった。 案内された場所に行くと、覚醒ラポの潜伏先に、同じく元爪の第7支部の幹部だった寺蛇、邑機、無飼、槌屋と、覚醒ラポのメンバー、そして霊幻が爪の襲撃を受けたり、元々潜伏していたりして集まっていた。エクボから、モブが見てきた状況と、ダミー人形の話を聞いた霊幻は、モブの家族は無事だと思うとモブに言葉をかけ、それを聞いたモブは力が抜けて熟睡してしまうのだった。 モブが寝てしまった後、テルが刺客を捕らえてやってきたため、水攻めにして情報を吐かせると、やはり爪の本部の連中が襲撃を仕掛けてくることが分かり、警察に連絡(迎え撃つ?)という事になった。 一方爪の本部では、能力者たちのための世界を作り上げるため、まずは日本を破壊するという宣戦布告が行われていた。 爪外人部隊のヨシフは、幹部からの単純な作戦内容を聞き、反旗を翻すことを決める。爪のボスである鈴木統一郎も倒そうと、自分の正体が政府の能力者であること等を話していたところ、爪の5超によって爪の本部の幹部もろとも外人部隊が倒されてしまい、ヨシフも芹沢の一撃を受けてボロボロになりながらもなんとか本部の外に逃げ延びるのだった。 父親・統一郎の宣戦布告がテレビに流れているところを見た息子のショウは、恥ずかしさのあまり大声をあげてしまう。そんな様子を見ていた律は、無理やり両親を旅行に出してしまったが、その旅行先にも刺客が送られないかとショウに詰め寄り、さらにモブが電話に出ない事を話す。するとショウは、モブが戦いに参加するように「爆発するきっかけ」を与えたのだと言い、その言葉にモブを怒らせることの意味を知る律は不安を隠しきれないのだった。 結局、統一郎の回線ジャックによる世界征服宣言を聞いていなかった、覚醒ラポに潜伏中の霊幻たちが動いたのは翌日になったからだった。総理を誘拐した爪5超の島崎の気配を感じ取ったテルが、先行して島崎と戦ったが、島崎の能力がテレポートだと読み切れず敗北。総理の誘拐は阻止できなかったとみられる。 ここから感想 だいぶ、ジャンプらしい展開の速さと、能力の多様性が描かれていて、視聴時間が短く感じられたよ。 とにかく、モブが自我を失わないで良かった。エクボ、グッジョブ。 家族は安全だと、根拠が無くても霊幻に言ってもらえただけで緊張が解けるのだから、モブは本当に霊幻を信頼しているよな。実際に鈴木(息子)が上手く言いくるめて両親は旅行に出しちゃっているので、安心と言えば安心だよな。あとは、家燃やしたのと、ダミー人形を置いたのが鈴木君一行だとバレた時の、モブの対応が見れたら、その感じた怒りをどの程度の処罰で表現するのかを見てみたい。 にしても、爪の本部にいる幹部<外人部隊<5超っていう、どんどん強さの度合いが変わるやり方は、「ハンターハンター(日本アニメーション版)」の様な、1シーンごとの濃さが出ていて結構好み。しかもこの作品の政府が、既に能力者を暗躍させていて、事前に爪もマークしている徹底ぶりが珍しいパターンでまた好み。あとは総理が喋るシーンがあれば、小物感を出さずにいてくれさえすれば、最近ありがちな安直な政治家像や政府の描き方にも頼らずに、ちゃんと描き切ってくれていると感じられるのだけど、さて、能力者大戦争になりそうな来週は、そんなちっさい事を描いてくれるだろうか。 にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村