はちよりうえ

見たアニメについて感想などをメモる。※ネタばれあり

SSSS.GRIDMAN #12「覚醒」

てっきりアレクシスは、アカネの世界を乗っ取るつもりかと思っていたけど、感情が動く様を見て心を満たすのが目的だったなんて、読み違えたわ。 アカネが夢から覚醒して解決した部分として、一番大きいと思うのは、アカネの人殺しについて。どうも、第9話以降に彼女が追い込まれていった理由は、邪魔者のグリッドマンををうまく排除できないことへの苛立ちと、手数が無いことであって、殺してしまった人への罪悪感とかはあまり表現されないなと思ってたので納得。アカネ本人は夢の中だと自覚しているのだから、夢の中で人を殺しても、「あれ?自分はこうしたいんだっけ?」くらいにしか思わないよね。だからこそ、六花に泣きじゃくりながら吐露するのは、「やり方が卑怯」「弱虫」という言葉になると…なるほど、すごく納得できた。 で、覚醒した以降のアカネにとって、重要な言葉は第9話だと思うのだけど、彼女は覚えていてくれているだろうか。 アカネを中心において、この作品を見た場合は、キャラクターへの行動の責任も取れているので、この終わり方で良かったと思っているのだが、同時に疑問点が残っているのだけれど、これについては、特撮版のグリッドマンを知っていれば理解出来たり、作品中に既に表現されていたのを見落としたのだろうか…。 例えば、アノシラス(2代目)はツツジ台ができる前からココにいると言っていたが、この世界はアカネが作ったとも言っている。じゃあ、アカネの世界はアカネが夢から覚めても、街だけしか存在していないってことか?というか、アノシラスの作った世界にアカネの街があるって理解で良いのか? さらに、街の上にあった人のいない街には、なんの意味があったのかが分からなかった。てっきりアレクシスの星の船的なものかと思っていたから、今までなにも語られないとは思わなかったよ。 細かい設定を説明している時間が無かったのかもしれないが、疑問点が多数残ってしまったのが残念。2クールあれば、将の活躍ももっとあったのかな。 にほんブログ村 アニメブログへ