はちよりうえ

見たアニメについて感想などをメモる。※ネタばれあり

荒野のコトブキ飛行隊 第2話「さすらいの6人」 感想

荒野のコトブキ飛行隊 Blu-ray BOX 上巻

先週亡くなった、ナサリー飛行隊のアドルフからの流れで、早死にする飛行機乗りの特徴「怒りやすい」にドハマりしているチカとキリエ。今回は、二人は似たもの同士という点を引き出して、戦闘を乗り切ったが、逆にユーリアが連れてきた護衛のおじさんが落とされてしまった。しかも「オウニ商会の護衛隊隊長」って名前すらもらえないないなんて…。ならせめて、作戦会議をしてた双子みたいなおじさん二人はセットで、無事に帰還させてあげれば良いのに…おじさんに厳しい作品だ。 第2話にして、世界情勢が少し判明。各街で採掘していた資源が底をつき始め、代替のものが見つかったり、見つからなかった場所では仕事の取り合いと、貧困が問題になっているようで、そんな中で、今回護衛することになった評議会議員のユーリアは、空賊離脱者支援法を推す急進派。そのために用心棒を多く雇うほど敵が多く、案の定、想定していた白熊の空賊以上の戦力が来てしまったと、そう言う流れだったよね。 でも、戦闘が終わった時のユーリアが言った「つまんないの」は何のことを言っているのかを考えると、ちょっと今後の展開について妄想が広がった。単にルゥルゥのお気に入りのコトブキ飛行隊を、彼女から奪いたいという悪い癖で、コトブキ飛行隊の敗北を望んでいたのかもしれないけど、考えていくと、それだけでは無いような気がしてならない。 そもそも、敵が多く、命が狙われていると自覚しているユーリアが、わざわざ目立つ飛行船を2隻も飛ばして街を移動した理由は、ユーリア自身が反対派の暴力等によって生死不明になり、そこから復活して法案の賛成指示を集めるみたいな政治ショーを目論んでいたのではないだろうか。それがなされなかったから「つまんないの」であって、仕方なく街に到着してから屋敷を襲撃された風に燃やしたとか…。 今まで作品内で表現された条件だけでは、上記の展開もあり得るかなと思ったのだが、これくらいの捻りを利かしてくれたら、キャラが地味でも、戦闘で相手の顔が見えないまま黙々と飛行機を落としていくだけでも、楽しく見れる気がする。実際に、もう何もないと言われていた工場跡から、年代物の酒が見つかっているわけだし、まだ次週に期待していられる作品ではあるよね。 にほんブログ村 アニメブログへ