はちよりうえ

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revisionsリヴィジョンズ Case 03「守護者たち」 感想

revisions リヴィジョンズ 1 (ハヤカワ文庫JA)

第3話にして、ミロ達アーヴのエージェントが未来から過去へ飛んで、未来宛ての物証等を残すという方法で、人類を存続させてきたことが判明。それでも、大介達5人を選んだ理由や、パンデミックそのものを抑えていない事、あと、別の世界線が存在するのかの検証も必要で、凱の言っていることも含めて、アーヴを頭から信用するのも問題があるようだな…。 逆に、ED直前に牟田区長に接触したリビジョンズは、Cパートだけで会話が終了し、それによると過去に帰してやるから歴史を変えるのに付き合えとの事。これだと、パンデミックも抑えられそうなのだが、いかんせん態度がでかい。しかも、優先に帰還させるリストに牟田とその場にいた二人が入っていたことから、人間の組織内部から空中分解させる気満々じゃないですか。せっかく血気盛んな年代で、暴動の対処に少々ハイになっている黒岩に押されつつも、戻った時の保身を考えつつ区長をやっていた牟田が、裏切りに転じそうなのは少し残念。この手の災害ものの区長としては、頑張っているなと評価高かったのにな。 大人たちの思惑とは別に、渋谷・ディメンション・サービスに参加することになった大介を除いた凱達4人にも、ミロに対する疑問が発生した様子。以前から、大介には「みんなを守れるのは君だ」と言いつつ、凱には「すべてを疑いなさい」、マリには「最後は自分で決めなさい」慶作は「すべてを受け入れなさい」と言っていたことが判明。これが、話の中の一言なのか、一人ひとりを目の前に呼んで行っていたのかはまだ不明だが、これ、どうやって全部回収するつもりなんだろう。露みたいに言われたことを覚えていない方が、作り手さんの立場では楽だったのではないだろうか。 渋谷が飛ばされて、この話で2日目の出来事だったが、高校生たちを戦闘できる機体に乗せる以上、「隊」とか「班」とかつけづらい大人の心境など、細かい部分で共感できるのだが、いかんせん皆さん小奇麗でいらっしゃる。お風呂入っていないのだから、黒岩とか、シャツのボタン上まで全部閉めなくたって良いじゃないか。想像しただけで頭痒い。 にほんブログ村 アニメブログへ