はちよりうえ

見たアニメについて感想などをメモる。※ネタばれあり

revisionsリヴィジョンズ Case 05「未来の姿」 感想

revisions リヴィジョンズ(1) (シリウスKC)

やっぱり自分は、剴とは友達になれない気がするわ。大介の叔父と慶作の母の救出の事を考えつつ、SDSと今渋谷にいる人たちの安全を確保する方法を探るなんて、人間出来てるよな~。でも冷静なのに行動力があり過ぎて、キャラとして気持ち悪く感じてしまう。せっかくキャラの性格がしっかりできているのに、このやり過ぎ感は残念だ。 さて、もう一つ理解した部分が、この作品の種の明かし方の悪さ。大介誘拐事件の救出作戦が成功したことや、今週のリビジョンズとあの蜘蛛型のロボット=シビリアンまでもが伝染病の感染者だった事など、全てミロの口から説明して終わり。というところが、この作品の魅力の無さの一つだと思う。せっかくのアニメなのだから、絵と音楽、セリフを合わせて表現するようにしてほしい。 あとは、ミロとチハルの会話を聞いた手真輪が、何故シビリアンも人間だと考えたのかも疑問が残る。視聴者側はチハルとムキュー、サトウの会話を聞いているから、リヴィジョンズは人体を集めて、自分たちの身体にしていると分かり、会話に被せる形で、今までのシビリアンの活動を画面で見せられているからこそ、チハルの「知能が後退しても人間」というセリフで、アレも人間なのかと理解できる。でも手真輪にはその情報は無いのだから、あの会話内容だけで理解するのは無理じゃないかな。こういったところも合わせていくと、妥協点が多過ぎて煩わしい作品になってきた。どうにかならんのか。 にほんブログ村 アニメブログへ