はちよりうえ

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風が強く吹いている 第十八話「そして朝」 感想

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箱根駅伝の当時に高熱を出しているなんて、神童はどこまでツイていないの? 今週の内容 箱根駅伝に出場を決めた灰二に、本番前に合っておこうと訪れた六道大学のエース・藤岡だったが、アオタケ荘までたどり着けなかったところで、買い物帰りのムサと走を見かけて声をかける。 一方、道端で耳にした、「ムサのような留学生を入れずに日本人だけで勝負してもらいたい」とか、「大学が宣伝のためにお金を出している」などと言った一般人の言葉に苛立ちを覚えた走は、そのことを藤岡に言い当てられ、さらに勝負の場に立つ以上、一般人の無理解な言葉に反応する必要がない事を諭される。 結局灰二は、膝の治療のため留守にしており、藤岡は「全力を尽くそう」と伝言を残して帰っていくのだった。 そのことを灰二に話す際、走は藤岡に選手としての強さを感じたことを伝え、灰二は走もそうなれると返すと、走るも力強く答えるのだった。 その後の箱根を見据えた場慣らしのために、ハーフマラソンに出場する貫政大長距離陸上部。そこへ、走の過去を探っていた記者が現れ、走が高校時代に起こした監督への暴力事件が雑誌に掲載されたことが判明する。 雑誌の件は、田崎監督が大学側に土下座し、大学側も静観することで、大事にならずに済んだが、走の実家からの電話では、地元で噂になった事が伺え、走は悪い友人とつるんでいるのではと母親に心配されてしまう。 走と母親の電話を偶然耳にしてしまったユキは、家族とうまくいっていないと言う走に対し、自分が大学に入ってから実家に一度も帰っていないこと、再婚した母親との距離感がつかめないことを、思わず話すのだった。 そうして、貫政大学短距離陸上部との給水の確認や、商店街の人によるスタート地点までの選手の異動の確認が行われ、箱根本番までの時間が流れていく。 箱根駅伝での担当区間は、第一区が注目される事に動じない王子、そしてどうしても他校より遅れる分を取り戻すために、好タイムな事とチームを大事に考えているムサを第二区に。第三区にジョージ、第四区にジョータ、登りの第五区に神童。第六区に体幹と重心のとり方が上手いと見込まれたユキ。第七区はニコちゃん先輩が入り、第八区にキング。第九区は走で最終走者は灰二と発表され。灰二の「このメンバーで頂点まで行こう」という宣言に、気持ちを引き締めるのだった。 本番の朝、それぞれに持ち場に向かうが走達だが、神童が高熱を出してしまい、その看病にユキが連れそうことになってしまう。そんな中、箱根駅伝のスタートするのだった。 ココから感想。 まさかの雑誌記者の攻撃が、あまり効果が無いなんて予想していなかったよ。せめて双子が優勝できないって騒いでいた時に記事が世に出されたら、もう少し走を揺さぶれたかもしれないね。いや、記者だから別に走を揺さぶるのが目的じゃないか。どうしてもあの悪い笑いが、人を貶めたがっているように見えてしまう。 そして、何かとアオタケメンバーを、特に走を通して灰二を気にかけている藤岡の、何と戦うのかという持論は、陸上を続ける理由を探していた走にとって、陸上への姿勢をさらに変える良いきっかけになるんじゃないかなと思う。 これで、一人で万引きして走っていた走が、さらに成長できると思うと、一年間は早いものだよな。 あと、藤岡の回想の中に、高校時代の陸上をあきらめた灰二が描かれたが、この後どうやって灰二が陸上を再開したのか、彼が走る時にでも表現されるだろうか。 というか、予告でおそらくジョージにまでたすきが渡っていたが、どこまで進むんだろ。 にほんブログ村 アニメブログへ