はちよりうえ

見たアニメについて感想などをメモる。※ネタばれあり

荒野のコトブキ飛行隊 第9話「赤とんぼの風来坊」 感想

荒野のコトブキ飛行隊 Blu-ray BOX 上巻

荒野のコトブキ飛行隊 Amazonプライム・ビデオ めずらしく、飛行戦が面白く見れた。いや~飛行機が急旋回じゃなくて横に反れるように動くのって、楽しいわ。 今週の内容 羽衣丸が大規模修理中で、警備の仕事が無い中、ルゥルゥによって副業を許可されたコトブキ飛行隊。魚の輸送の件で脚光を浴びたコトブキ飛行隊に、料金割り増しでの依頼が殺到したため、キリエを残して他のメンバーはそれぞれの仕事へ出かけてゆくのだった。 暇なため、他のメンバーが出かけた後も船内酒場に入り浸るキリエ。リリコが仕事に行かないのかと声を掛けると、キリエは飛ぶルートなどを制限されないなら行くと返す。仕事は飛べるから好きとも言い切り、リリコはパンケーキを食べないなら下げると話題を変えたのだった。 サネアツにも絡んだが面白くなかったため、街に出るキリエ。 出かけた先でレオナの孤児院の子ども・ミユリとソウヤと合い、遊ぶことにするキリエ。 イケスカ市との姉妹都市宣言を行った都市での、式典の警備に出ていたエンマ。旧友のタミルと共に、双眼鏡での状況把握をのんびりと行いつつ、コトブキ飛行隊の活躍や、家族の愚痴などを話すのだった。 レオナは郵便配達を生業とするムサコとヒガコと共に飛行していた。共通の知り合いであるナカミズが引退したきっかけが、パイロットの免許制と組合登録制が始まったからだと知ったレオナ。組合の登録は、アレシマの様な大都市だけではなく、田舎町の郵便配達も必要なのだと語るムサコ。それを聞いたレオナは、窮屈な時代になったものだと言うのだった。 図書館に来ていたチカは、読みたかった海のウーミの本を見つける。すると頼んだ本が一向に来ないと話す客と司書がもめている様子だったので聞き耳を立ててみると、客が頼んでいる本はイケスカの地方出版本で、重版が決定してもなお、一か月経っても読むことができないほどの大人気となっていおり、今や世界の中心になりつつあるイケスカの事を皆知りたいのだという事だった。 そしてガドールの議会では、自由博愛連合に加入するかしないかを決める投票が行われようとしていた。ユーリア評議会議員は、加入はガドールの独立自治の精神を失うものだと反対意見を述べるが、議員の野次や紙ごみの投げつけがやむことが無く、議長までもがユーリアへの発言の訂正と謝罪を求め、さらには退場を命じる一方的な対応を行うのだった。イケスカ市のイサオ市長にすり寄る形となっている議会に腹を立てながら自室に戻るユーリア。護衛隊隊長たちは、ユーリアの身が危ないからと、逃げるように提案する。 ミユリとソウヤと缶蹴りをして遊ぶキリエ。そこへドードー船長が伝令をもってキリエの上に着地する。 ルゥルゥに呼び出されたキリエは、アレシマのタムシン社から転職の誘いがコトブキ飛行隊へ入ったことを知らされる。先方が、イサオが経営する武勇商事と業務提携したことを知ったキリエは、それだけで嫌がるが、よく考えるように勧める。 もう一つのマダムからの話で、アレンの遊覧飛行に付き合うことにしたキリエは、転職の話をアレンにしてみる。良い話だと返すアレンに、機嫌が悪くなるキリエ。そんなキリエに、ユーハングと繋がっていた穴の話に切り替えるアレン。大規模なものでなくても、繋がった形跡があること。それを通じて、何者かが来たかもしれないことを話すアレン。 そのころ、アレンの病室を物色するヒデアキ達。そこで、ユーハングの穴に関する研究内容が書かれたノートが見つかり、ノートを没収、それを持っていたアレンは抹消だと、悪い笑みを浮かべるのだった。 そんな穴の形跡まで近づいたキリエとアレンは突如謎の飛行隊から攻撃を受ける。複座のアレンが機関銃を撃ち、最初の5機は対処できたが、増援によって落とされてしまうキリエ。死んだふりならぬ倒された振りで、落ちた後に攻撃されず、無事救援に向かったチカに助け出されたのだった。 また別の街では、イケスカ市との約束事を守らなかったとして、市庁舎の爆撃を言い渡される市長と思われる男性。その電話の相手は、猪の様な生き物のはく製に腰を掛け、顔が移ることはなかった。 レオナが戻ったため、転職の誘いの件を話すルゥルゥ。転職に関しての意見を聞くレオナに、「なるようにしかならない」「人を縛ることは無益」だと語るルゥルゥ。レオナはそんなルゥルゥにとっての利益とは何なのかを問い、彼女は「選択肢があること」だと答えるのだった。 そこへチカとエンマ、キリエが入室し、キリエはコトブキに残ることを選択し、さらにラハマに穴が開くかもしれないから見逃せないと付け足すのだった。 夕方の一室で、執事から報告を受けるイサオ。キーワードの「穴」「降伏」「進行」「連合」までは繰り返したが、もっと簡潔にまとめるように言われた執事は「あちこち大変 いい感じ」と報告し、イサオもいい感じという言葉に満足した様子で、執事も「すこぶるいい感じ」と重ねるのだった。 ここから感想 もう、仕事して生活しているキリエに、「やりたいこと」とか探されてもな…と思ってしまうのだけど、他の人はどう思って見ているんだろう。まぁ、リリコさんに「仕事は飛べるから好き」と言っていた言葉から、警備の仕事自体にさほど思い入れがないともとれるよな。でも、転職するほど今の職場環境が悪いわけでもないから煮え切らないのか…?それとも単にコトブキの仕事に慣れちゃっただけ?どの線も今までの話で表現されていないから、憶測でしか書けないな、それにこの話は先週から沸いて出たものだし、物語の核心に迫るものでもないだろうし、やめよう。もし、核心に迫るものだったとして、8話から作品の目的を作るのは、ちょっと無理やり感出ると思うな。たしかに8話までは作品の目的っぽいもの無かったから、作品の柱として作りたいのは分るとしても、だったらサブジーとの再会をメインにすれば、世界の謎も各キャラも活かせたのではなかろうか…。まだこの段階でも地に足つかないな。 で、あちこちでイケスカの名前が出ていたが、実際にイケスカ市長のイサオが手を下して知る描写は無く、まだ人事部長のヒデアキとの繋がりも見えてこない。単純に考えれば、目立っているし、主人公達飛行機乗りの仕事に制限を課す法律を通しているイサオが悪役で良いのだろうけれど、できれば捻りがあってほしいという願望があるので、今の段階ではイサオが悪だと言えないんだよな。 にしても、ユーリアさんが議会で頑張っている様子が見れて、ちょっと嬉しかった。で、何故自室にブランコが二つなのか、理由を聞いてみたい。警備隊隊長と副隊長のためなのですか?それとも子どもが二人いるんですか?? にほんブログ村 アニメブログへ
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