はちよりうえ

見たアニメについて感想などをメモる。※ネタばれあり

モブサイコ100Ⅱ 010「衝突 〜パワー系〜」感想

モブサイコ100 II vol.001 (初回仕様版/2枚組) [Blu-ray]

5超よりも第7支部の幹部達の方がキャラが濃いのはどうしてだろうと考えて、統一郎の選び方は「自分の話を聞いてくれる人」だと理解したので、統一郎に合わない支部の人間がキャラが濃い事に納得できた。そりゃ思春期の息子にも恥ずかしいって思われるよ。 今週の内容 調味文化タワーを占拠した爪。その報道をテレビで見ながら、総理の誘拐班と戦って敗れたテルが、敵がテレポート能力を持っていたことを話し、さらに隠れ家の提供者の密裏が報道で相手の動きを先読みできるようだと付け足した。 一人で複数の能力を持つ敵に脅威を覚える傷の面々だが、テルが高熱を出していることも能力なのかと、桜威は確認する。しかし、テルの高熱に関しては心理的な物だとテル本人が語ったため、そのことに関しては考える必要が無くなった。 調味文化タワーの展望室にて、爪の5超・峯岸がボスである鈴木統一郎に何故首都を狙わなかったのかと質問し、統一郎は食堂のオムライスが絶品という事と、調味市出身で変化する様子がすぐにわかるからだと答え、必要ならばすべて破壊すると、出身地であるにもかかわらず特に思い入れがあるわけでもない様子だった。 タワー周辺は、人工能力者を含めた信者達が、テロ対策急襲部隊を相手に建物を倒す等して応戦する。しかし柴田の見解では、信者たちはそこまで強いはずはなく、統一郎が何かしたのかと本人に聞いてみたが、答えは無かった。 タワーに対する航空戦力については羽鳥が対処し、峯岸と柴田は支配域拡大のためタワーの外へ、島崎と芹沢はタワーの防衛に回るように指示を出す統一郎。 調味タワー周辺の惨状を報道で見た覚醒ラボと傷のメンバーは、爪の力に圧倒されながらも、対処法を霊幻に聞くが、モブがいても状況が危なすぎるとして沈静化を待つため、解散するように答える霊幻。それでも傷のメンバーは存在意義を確かめる戦いだとして爪に挑む決意を口にし、保険会社から能力による放火では、事務所の保険が下りないことを知った霊幻が、放火の実行犯を保険会社に突き出すために司令塔になると宣言し、その場にいた全員で爪に挑むこととなるのだった。 一方ショウと行動を共にしていた律は、タワーに向かうため瓦礫となった街を進んでいた。途中で峯岸が立ちはだかるが、ショウの能力者仲間に任せて先に進むことにするのだった。 霊幻の作戦で、車を数台中に浮かせて囮にし、本体は下水道を通ってタワーに行くことになった。テル率いる陽動隊が車を浮かせていたところ、元第七支部の幹部・獄内が加わるのだった。 寝ているモブの様子を見つつ、テルや黒崎へ指令を送る霊幻。そこへ隠れ家に侵入者の反応があったと密裏が飛び込んできたため、むやみに逃げることはせず隠れる事にするが、霊幻はモブを背負って隠れたため、能力者によってあっさりと見つかってしまう。そこで桜威から拝借した眠気を誘う呪いの入ったスプレーを使い、信者を眠らせ、付いてきた柴田もスプレーで眠らせることに成功する。 壊れた街を見て、統一郎は世界征服に犠牲はつきものだと語り、芹沢はそんな統一郎の言動に本当にそうなのかと疑問を抱く。その様子に気付いた統一郎は、芹沢にいかに自分が傲慢で、たとえ自分一人でも決めたのなら世界を征服すると自らを語り、外人部隊のヨシフに手加減して逃がした芹沢に、冷徹で前向きな傲慢さを身につけろと指導するのだった。 モブを安全な場所に運ぶため、その場から離れようとした霊幻だが、柴田は何故か起き上がり、興奮気味に覚醒する。柴田の能力の口上が始まった隙に、もう一度催眠スプレーをかける霊幻。しかし今度は柴田の理性が飛び、能力を持っているモブを必要に狙い始めてしまう。エクボはモブの身体に入り込み、柴田に掴まれない様に街へと逃げ出すのだった。 そんな戦闘がおこっている中、やはり脳感電波部は平和にゲームの超ウルトラレア装備が出たと盛り上がるのだった。そして、肉体改造部もいつものランニングコースが通行止めだったため、別のルートを選ぶことになった。 爪の本部へ本体を届けるため、陽動作戦を行っていたテル達。そこへ爪の傷部隊が乗り込んできたため、一瞬触発の空気になる。さらに同行していた元第七支部の幹部・寺蛇が、テルたちをスパイしていたと話し、テルはこの裏切りは想像していなかった様子で焦ってしまう。 峯岸と戦っていたショウの3人仲間も、峯岸が操る植物にからめとられてしまい、身動きが取れないでいた。 下水道を通って爪が占拠するタワーへたどり着こうとしていた黒崎達。しかし島崎が立ちはだかり、能力を開放し戦闘態勢を取るのだった。 モブに憑依していたエクボ。街中のさらに人込みの中なら、犠牲は出ても逃げ切れると考えたが、紛れた人込みの中に、モブが想いを寄せているツボミが居たため、ツボミを守るため柴田のパンチを正面から受け、モブの身体から憑依が離れるほどの勢いでそれに放り出されてしまった。 たまたま落下地点にいたため、モブの身体をうまくキャッチした肉体改造部は、現れた柴田にモブを遠投したことを確認しつつ、モブに関わらない様に話を付けようとする。理性を失っている柴田は、立ちはだかる肉体改造部のメンバーを次々となぎ倒し、モブの頭を踏みつぶそうと迫る。モブを守るために覆いかぶさり、自分の身体で柴田の足を止めた肉体改造部部長・郷田武蔵は、柴田のあまりの筋力に気を失ったのか、エクボが彼の身体に入り込み、筋力を開放して柴田の足から逃れ、能力で強化した筋力を使う柴田を圧倒した。しかし柴田がまだ倒れる前に部長の意識が戻ってしまい、エクボは部長の身体から追い出されてしまう。無理な筋肉の解放を行った結果、腕が上がらないほどの筋肉痛(?)になってしまった部長では、柴田に対処できないと危機を感じたその時、目覚めたモブが柴田を一瞬で沈黙させ、事なきを得る。その後、モブは外で寝ていたことになり、肉体改造部と別れてエクボに状況を聞き出すのだった。 タワーにたどり着いた律とショウ。ショウは父親である統一郎に挑むため、気合が入るのだった。 ここから感想 起きたモブがいつも通りで本当に良かった。でも、霊幻が言う通り、いくらモブでも強力な能力者が複数人いる状態で乗り込むのは危険だよな。ま、火災保険を適用させるため、真っ向勝負を挑むことになっているのだが…。こういったところも霊幻らしいか。 覚醒ラポメンバーのリーゼント君(名前は星野らしい…)の、「役に立ってる?」発言は自分も聞きたかったので、ちょっと嬉しかった。でもテルの答えも随分だったよな。指一本分手伝ってもらってる感じって…もっと大げさに言える中になろうよ。ただでさえ覚醒ラポ紅一点の黒崎の興味の行方でリーゼント君がヤキモキしているんだから。 今週は、爪の5超の能力についてと、元第七支部の幹部が本当に信用して良いのかという疑問の投げかけかな。あとは5超の芹沢が霊幻の話術にハマれば、状況を正確に判断できるようになるかもしれないって辺りが重要なんだろうな。芹沢については、ショウはどう思って接したりしていたのか、そこも気になるところだけど、それは来週やってくれるでしょ。 肉体改造部のメンバーが、能力者との戦いをおそらく初めて披露してくれた回なのに、普段からモブを認めてくれている人たちだから、改めて書くことが無いや。少なくとも部長は、柴田の踏みつぶしにしばらくは耐えられる筋力を、理性を保ったまま持っているという事だけはよく分かった。その分、本当に中学生かは分らなくなった。 にほんブログ村 アニメブログへ
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