はちよりうえ

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魔法少女特殊戦あすか 第10話 「それぞれの死闘」 感想

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魔法少女特殊戦あすか Amazonプライム・ビデオ 砲撃前の細かい手順が描かれていたが、それ、M班の装備でやればよかったのでは?と思ったが、奴ら黙々と撃っているだけで掛け声とか特に無いみたいだ。やっぱり特殊スーツ着ていると、後方確認とか要らんのだろうか? 今週の内容 那覇市内で発生した冥獣を避けるように走り続ける希美と紗綾子。 一方陸上自衛隊那覇駐屯地でも、冥獣たちの進行を食い止めるべく、米軍のMORGは東正面を屋上から、陸自の第15旅団は東正面を地上から、南側面は陸自のM班が、きた側面は魔術安保理のタマラがそれぞれ敵の第一波攻撃をしのぎ切ることに成功していた。 敵の攻撃が引いた段階で、この戦いでの魔法少女の存在について、米軍と陸自の兵士それぞれの私語として話題に上る。MORGでは、「このまま俺たち(軍隊)だけでいけるかもしれない」というリコは、魔法少女は冥獣と同じだと語り、ケイジは何かを言いかけたが、それ以上言葉を掛けることはせず、陸自の主陣地を守っている兵士は、魔法少女たちが自分の娘と同い年であることに複雑な思いを抱き、前の大戦とは違い、ここで食い止めることができればと考えるのだった。 攻撃の第一波を退け、タマラによって、北陣地を攻撃してきた敵の航空戦力がほぼ壊滅状態になり、安堵する指令室。呼び兵力は一個中隊のみで、敵の残存兵力が分からない以上、投入するタイミングが掴めずにいるのだった。 市内を逃げていた希美と紗綾子だったが、鈍器を持った冥獣に襲われ、希美が足首を負傷してしまう。警官がパトカーで冥獣を足止めしている間に、なんとか希美に肩を貸して逃げる紗綾子。しかし助けてくれた警官は、冥獣によって殺されてしまうのだった。 敵であるギースとちさとは、駐屯地の中に潜入しており、守りが固い格納庫があることをつかみ、室内接近戦を得意とするマジカルファイブのラプチャーとバックアップでウォーナースが目的地点の付近で守りを固めていることまで、想定していた。ちさとも初任務でマジカルファイブとの戦いは苦しいかもしれないというギースに、ちさとは自分がどれだけ強かったかを魔法少女になって思い出したと、強気な発言で返すのだった。 単独で那覇市内の冥獣を倒して回るミア。しかし助けた学生からも怖がられてしまい、自嘲気味に笑うミア。そこへ、ハロウィン級が複数もミアの前に立ちはだかるのだった。 M班の陣地にも大型の冥獣が押し寄せ、志摩の提案で切り札である魔法弾・魔力付加榴弾の使用を要請する。要請を受けた砲撃車から魔法弾が放たれ、周囲の冥獣は跡形もなく吹き飛ばすことができたが、魔法弾はあと一つしかないのだった。 魔法弾の爆発による煙を見ながら、このまま守り切れると思っているのだろうと語るギース。一度希望をつかんでから絶望する方がキツイのだと言うギースに、怪訝な表情をするちさとだが、ギースは闘いはこれからだと被っていたフードを脱ぎ、自分たちの作戦を開始する。 市街地での戦闘を続けるミア。銃弾の装填のために間合いを取るが、その隙を冥獣たちは逃さず、魔力で銃を発生させミアに攻撃を加える。ミアは結界を張るが、連射される銃弾に耐えられず結界が壊れ、被弾してしまうのだった。 駐屯地の北側を守っていたタマラも、巨大な冥獣に踏みつぶされる寸前で何とかマジックアイテムで倒すが、負傷による出血が見られる。 東正面のMORG及び第15旅団にも、銃を備えた冥獣によって被害で出始め、最後の魔法弾使用して数を減らすが、砲撃車も冥獣に囲まれ、破壊されてしまうのだった。司令部はシェルターまで敵が入り込まない様に予備兵力を東正面に投入するが、ギースも最後のカードとして、増援部隊を瞬間移動させて増援された陸自部隊を攻撃させる。 あっという間に東正面の防衛ラインを突破されてしまい、兵力も残っていないため、司令部では打つ手が無くなってしまう。あとは魔法少女に託すほか無くなってしまった。 シェルター前で待機していたあすかとくるみ。無線で届く現場の悲鳴や声に、また犠牲者が出てしまう事、必死に勝ち取った平和があっけなく壊れてしまう事に不安を爆発させるあすか。くるみはそんなあすかを抱きしめ、「あなたと一緒なら私はいつまでも戦える」と言うのだった。その言葉に、気持ちを切り替えることができたあすかは、気合を入れるためか自分の頬を軽くたたき、作戦に集中すると元の表情に戻るのだった。 市内で冥獣を倒したミアを見かける希美と紗綾子。大けがをしている魔法少女に、物陰から銃で狙う冥獣を見つけてしまった希美は、思わず声を上げ、声に反応して冥獣を倒せたミアは、助けてもらったと礼を言う。希美と紗綾子の助け合う様子に笑みを浮かべたミアは、安全なところまで一緒に行こうと誘うのだった。 おそらく東正面だと思われる場所で、冥獣と戦うケイジとリコ。そこへ火炎放射で目の前の敵を倒し、タマラが姿を現す。タマラから、残存兵力を再編成しろと指示を受ける二人。自身が負傷しながらも地上の敵を掃討するというタマラは、このままでは地下に増援も送れないと言い残して行ってしまう。そんな彼女の姿を見て、ケイジはリコに「彼女たちは化け物か?望んで戦っているように見えるか」と問うのだった。 ミアと行動を共にしていた希美と紗綾子。ミアが止血をしてもなお血が止まらない大けがをしてまで戦えるのかと尋ねる紗綾子。その問いに「選ばれちゃったから」と答えるミア。人は自分だけの仕事を背負って生まれてくるとミアは言い、運良くか不運かは分らないが、選ばれたから強くなったという趣旨の話をするミア。その話を、紗綾子は真剣に聞くのだった。 シェルター内にバベル旅団が侵入し、あすかとくるみは戦闘態勢を取る。現れたギースの姿に緊張を高める二人に対し、ギースは過去の記録から読み取ったあすかの弱点を突き、セノバイト級が作り出す魔力のワイヤーであすかを囲み、ギースたちも攻撃はできないが攻撃力の高いあすかを無力化してしまう。 残ったくるみは、ちさとが結界を張り、孤立させてから戦闘を開始するという分担制で、その間にギースはシェルターへ進む。 シェルターの扉を冥獣に破壊させたギースの前に、精霊界のケンジョウが立ちはだかるが、ギースは無傷で倒し、タビラ将軍の前まで侵入する。タビラ将軍も槍を構え戦う構えを取るが、ギースはマジックアイテムが入ったケースを指さし、それを貰うというのだった。 なかなか魔力のワイヤーが切れないあすか、そこに拘束されていなかったサッチュウが、グレネード弾でセノバイト級を直接攻撃し、魔力供給の緩んだ隙にワイヤーを切って脱出するあすか。セノバイト級本体を倒して、タビラ将軍がいるブリッジ前まで駆け付けるが、そこでは倒れるタビラ将軍の頭を踏みつけるギースの姿があり、その様子に怒りを覚えるあすかだった。 ここから感想 軍事的な動きとかが細かくて、あらすじ書いている時も濁さなくて良いので、作品を信じて書けるって素晴らしい。ただ、無線を聞きっぱなしっていうのが、あすかみたいに不安感にやられる兵士もいるのではあまり良い面が無いなと思ってしまった。考えてみれば、北側にいたタマラが、東正面に援護に来たみたいに、攻め込まれたら援護に行ける利点もあるんだよな。戦闘しながら無線を聞くのって、単純にすげえな。 ギースは淡々と立てた作戦を遂行していっていたが、要するに手の内が全て丸わかりという陸自と米軍、マジカルファイブの立場を利用しただけだよな。あとは冥獣の数と武器の数で圧倒すれば、あれだけの被害はいつでも出せたという事だろう。この規模の武器を用意できる敵がいないという想定で、6th那覇をあの戦力で守り切ろうと考えていたのも、日本側の落ち度だろうな。今後は魔法防衛のための予算を増やすしかないかな。 とうとうバベル旅団の目的が、タビラ将軍が人間界に持ち込んだ強力なマジックアイテムだと判明。そうか、マジックアイテムって登録制とかで無ければ誰でも使えるものね。タビラさん、やっぱり重要会議に合わせて、協力武器を持ってきちゃダメだよ。この点でも、危機管理が不十分だったね。 で、予告である少女の絶望とあったが、流れ的にちさとの事しか浮かばないんだけど、そろそろ切り捨てられるのか?でもくるみと結界内戦っているのに絶望を感じるなんて、くるみが想像以上に強くて、でもギースのためにも結界を解けなくて、くるみに拷問されるという事なのか?くるみも心理戦とか心得てそうだから、ちさとの拠り所がギースだと見抜いているだろうし、こうなるとギースの言っていた希望を一度手に入れてからの絶望の内容が気になります。 にほんブログ村 アニメブログへ
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