はちよりうえ

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エガオノダイカ 第11話「二人の決意」 感想

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エガオノダイカ Amazonプライム・ビデオ いや、別にユウキとステラを無理やり合わせなくても良かったんだよ?でもまあ、ユウキが星ごと救いたいっていうなら、二人を交互に描くよりは、出会って行動を共にした方が時間取られないか。 今週の内容 グランディーガ帝国によって行われた、敵国・ソレイユ王国の騎士団団長・ハロルドの葬儀は、プロパガンダとしても成功し、テラス州北部では民間人兵士問わずソレイユからの降伏者が増えたと語るアイネ参謀長。その放送を聞きながら待機していたビュルガー分隊は、やはり敵の葬式なぞやらずに、味方の慰霊碑でも立ててほしいとブレイクはぼやくのだった。 リリィから、今度の給料をゲイル隊長の孤児院に少しでも送らないかと提案があり、ステラはもちろん、ブレイクやガイも乗り気で賛成したが、ヒューイは死んだ人間に義理立てするなんてばからしいと悪態をつく。 ヒューイの一言で場の空気が悪くなった後、ある作戦で撤退を余儀なくされたビュルガー分隊。しかしブレイクの機体が被弾したところでヒューイが撤退命令を無視して敵側へ突っ込んでいく。ステラも援護に回わり何とか全員生き延びて整備を受けるが、命令無視をうまくごまかして報告したブレイクに、敬意を払うどころか注意も聞かずに揚げ足を取る態度を続けるヒューイ。そんな投げやりなヒューイにいら立ったステラは、自分で言っていて悲しくならないのかと殴り、ヒューイも殴り返しつつそれが戦争だと言い返す。しかし、ステラは誰かの変わりが来れば良いなら、ゲイルは自分たちをかばって死ななかったと話し、最後の命令「生き残って見届けろ」を守るために誰も死なせないとステラは隊のみんながいる前で言い切って見せるのだった。 給料日、係員にゲイルの孤児院に送金を依頼したところ、ヒューイも同じ孤児院に送金しているが、誰かの子どもでもいるのかと聞かれ、リリィはヒューイはひねくれものだとあきれるのだった。 その夜、ステラは金魚のホログラム装置を眺めながら自分の居場所について考えていた。しかし、装置が点灯しなくなり、それを見てステラは微笑み、腰かけていた岩に装置を置いていくのだった。 ソレイユの緊急通信が入り、ユウキによる新型兵器開発の成功と、ハリアントの奪還を宣言された帝国軍。アイネ参謀長は、以前通信で見たユウキの態度との祖語を、演技だったのかと考える。ひとまずハリアントへ主力部隊を集結させ、州境の警戒も行う様に支持を出すのだった。 ソレイユの新型兵器の映像をみたステラ達は、技術力の差が出てしまったと言いながら、移動の準備を進める。ステラもいつもの笑顔ではなく、誰も死なせないと意気込みつつ身支度を整えていたが、その様子を見たヒューイは、あれだけの大口を叩いたのなら、お前も死なないんだよなと絡み、当たり前だと答えるステラに、面が死んでいると指摘するのだった。 12月5日、両軍がにらみ合う中、移動砲台を確認したアイネ参謀長は、射程距離を見極めるまで待機を命じる。一方ビュルガー分隊は本体とは2000キロ離れた場所で警戒監視を行っていた。大きな作戦のさなかに後方任務に就いた事を、ゲイルに感謝すべきかとヒューイはステラに喧嘩を売り、ステラも死なない程度に殴ろうかと喧嘩を買う。そのやり取りをみたブレイクはまだ続くのかとげんなりしていたが、ステラは最近のヒューイを見ていると、何かから目を背けていた自分を見ている様で腹が立つのだと本音を話し、それを聞いたヒューイはそうかよとだけ返すのだった。 リリィから王国軍の一分隊を発見し、追跡すると連絡が入る。ステラ達も機体に乗り、援護に向かうのだった。 ハリアントの奪還の宣言について、元老院から言及されるユウキ。しかし帝国側も総攻撃を用意していたこと、移動砲台で数の劣勢を補い、砲台はハロルドの形見だとすれば兵士の士気も上がるだろうとのユウキの言葉に、元老院からはそれ以上なにも言われずに済むのだった。 元老院が退室した後、ジェイムズにとんでもないことを考えたと言われるユウキ。ずっと戦争の終わらせ方や、その後の事、クラルスによって環境が汚染されることを考えていたユウキは、この星のすべてのクラルスを停止させることを考えつく。そのことをレイラに打ち明け、ベルデ皇国も同じような用途の施設を建設していたことを話し、その施設と今のソレイユの技術力を使って、ユウキの目的を果たせるかもしれないと賛成してくれたのだった。 急ごしらえの試作機である移動砲台を戦場に出し、時間を稼ぐ間に、ユウキとレイラが少人数で旧ベルデ皇国領へ進む作戦が行われる 。 もう戻ってこれないかもしれないからと、ユウキはエリザ達が住む家を訪れ、以前ノエルに言えなかったイザナの死をユウキから伝える。ノエルはすぐに受け入れられずに泣いてしまうが、エリザ達の家を出たユウキは、決心した表情を崩さず、レイラと共に作戦に参加するのだった。 もう少しで旧ベルデ皇国領と言うところまで進んだユウキ。車両内でふと、インフラの一部でもある全クラルスを停止させる作戦を、死んでいった皆が許してくれるだろうかと不安になるユウキ。そんなユウキに、レイラは12年前のテロ事件で失った娘の話をし、そしてユウキの笑顔に救われたのだと話す。クラルス停止の作戦が成功すれば、主力エネルギーを失った人々は今まで以上な困難に立ち向かわなけらばならないと続けるレイラ。ユウキはその言葉に、私がこの星の人たちを笑顔にすると、決意する。 王国の分隊を追跡していたビュルガー分隊は、騎士団でも辺境伯の軍でもない王国の分隊に疑念を抱き始める。そんな中、りりィは移動車両の窓にユウキ・ソレイユと思われる少女がいた所を発見し、帝国軍を振り切れないと判断した王国軍の護衛と戦闘に突入するのだった。 ここから感想 とうとうステラ側とユウキ側をパートで区切って表現してきたので、最終回が近いなと単純に思っていたのだけど、まさかここにきて二人を合わせる展開を作るとは…。まぁ、正式な隊長が居なくて、全員で生き残ると団結しているビュルガー分隊なら、接触してもユウキはすぐには殺されなさそうだけど…悪い考え方をすれば、ユウキを生け捕りにできれば、終戦への行程を繰り上げられるし、ステラ達は勲章をもらって生き残り、報奨金もあればゲイルの孤児院に寄付もできて、ステラ達の目標が大体叶えられてしまうよな…と思至ってしまうと、ここでユウキとビュルガー分隊を無理やり接触させると、銃撃戦の末レイラさんの死亡とかも考えられるからまだ不安。 にしてもステラが、笑顔でいないことが多くなった分、周囲に意識が行く様になって、ヒューイと喧嘩までできるようになったのは一種の成長だと思う。でも、居場所を得たステラは、レイラとの繋がりでもあった金魚の置物を手放してしまった。この流れは、ステラとレイラの母子は再会無しの方向なのかしら?できればレイラさんはユウキとステラの成長を見届ける役として残っていて欲しいのだが、難しいだろうか。 にほんブログ村 アニメブログへ
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