はちよりうえ

見たアニメについて感想などをメモる。※ネタばれあり

コップクラフト 第6話「NEED FOR SPEED」感想

 

ケイの猫アレルギーが、レアーヤの霊薬のおかげで完治していたことが判明。しかしそれを一か月も言わないティラナも、中々いい性格をしている。

 

今週の内容

朝、寝室にクロイが居る事に驚いて起きることになったケイ。朝食の準備をしていたティラナを呼び、改めて、自分は猫アレルギーだからクロイを寝室に入れるなと怒るケイだったが、ティラナは妖精爆弾の事件の際に、霊薬で負傷したケイを回復させた時、一緒にアレルギーも治していると、してやったりと言った笑顔で言われてしまう。ずっとマスクを着けてクロイの世話をしていたケイは、怒るよりも毒気を抜かれ、思わずクロイを見つめてしまうのだった。

ティラナがケバブ屋で食事を買っている間に、ケイは愛車に残り彼女の新しい部屋を探していた。しかし不動産屋から一方的に断られた様子で、怒鳴るケイ。ティラナが戻り、電話の相手を聞くと、今のままで構わないと彼女はあっさりと言うので、ケイは居候だと言う自覚のないティラナに、自分が困るのだと声を荒げる。

そんなやり取りをケバブを食べながら行っていた二人だが、スピードを出して通っていったトラックに、左のサイドミラーを折られ、ケイはそのことに怒りを感じる。ちょうどそこへ、無線でトラックが職務質問を振り切って逃走しているという情報が入ってきたため、ケイは応援という名目で、トラックを追い始める。

ケイが出すスピードとハンドルさばきで、トラックを横転させることに成功するが、ティラナは目を回してしまう。トラックの運転席をすぐに確認するケイだったが、既にもぬけの殻で、仕方なく運んでいた荷の方の確認に移るが、そこにはエロ本が広がっていたのだった。

トラックを追いかけていたパトカーが到着し、ケイは駆け寄ってきた巡査に警察手帳を見せ、もう一人の巡査はティラナに車の移動をお願いしていた。

巡査から、倉庫からの盗難品だと聞いたケイだが、広がったエロ本はぱっと見合法なものばかりだと返し、二人はエロ本談議に夢中になっていた。

車の移動を終えたティラナが声を掛けたため、ケイは気まずさを振り払うために咳払いをする。車を運転できるのかと驚くケイに、ティラナは車の移動ならできると胸を張っていたが、そんな会話の後ろで、登坂に止められたケイの愛車は、サイドブレーキを入れ忘れたために滑り落ち、交差点でちょうど走ってきたダンプカーに接触し大破するのだった。

ドリーニの機械は良く燃えると、地球に来てからというもの破壊行為を良く目にしていたティラナは感心したような声を上げるが、愛車を失ったケイはその場に崩れ落ちるのだった。

市警では、トラックを横転させると言う強引なやり方を取ったことで、苦情が殺到しているとジマー警部に呼び出しを受けるケイとティラナ。いつものように、怒りをまくしたてたジマー警部に対し、ケイは、おとり捜査用の車の申請が通らなかったから、自分の車を使っていたのにこんなことになったと泣き始め、愛着があった事や、自分の車が駄目になった原因のティラナにも、宇宙人や人殺しなどと言い出し取り乱したため、ジマーは押収品のオークションがあるため、見繕っておくとケイを宥め、エロ本の窃盗の捜査をするように言い渡し、ティラナには車の免許を取るようにと、資料の入った封筒を渡すのだった。

ジマーがティラナに運転免許を取らせたがる理由が分からないとぼやくケイ。そんなケイに、ティラナは操作することになったエロ本とは何かを質問したため、同じフロアの同僚たちも思わずティラナに視線を送る。ケイは押収したエロ本をティラナに見せ、説明を割愛する。

写真も珍しく、エロ本もないセマーニからきているティラナにとって、エロ本はやはりショックは大きかったようで、ドリーニは破廉恥だ野蛮人だと声を上げる。しかしティラナの両親も同じようなことをしているだろうと、ケイは言い返すが、ティラナは両親を侮蔑するなと怒ってしまい、ケイは面倒そうに、ティラナの誕生については細胞分裂という事にして、捜査の協力者集めに奔走することにする。仕事に戻るケイとは違い、ティラナは手に持ったエロ本は広げ、凝視したままたままなのだった。

事の成り行きを知っていたフロアの同僚たちは、エロ本の捜査には参加しないと顔を背け、打つ手が無くなったケイは、ちょうどフロアに来たトニーを捕まえ、トニーの相棒のゴドノフがケイの様子を見て思わずUターンする中、トニーのネクタイを褒めて機嫌を取り、捜査の協力を取り付けたのだった。

ケイにまんまと協力をさせられるようになったトニーは、その内容の低俗さにケイは最低だと文句を言う。そんなトニーを宥めながら、セマーニ向けのエロ本だろうと犯人側の意図を読むゴドノフ。なんにせよ、潜入捜査のために嫌々変装をするトニーは、見る見るうちにガラの悪いギャング風に服装と装飾品を取り換え、声まで変えてオニールの店へはいっていったのだった。

トニー扮するマクロードの事も知っているオニールは、SNSで呼びかけて出てきたポルノ本を売りたがっているセマーニ人を指さす。早速、そのセマーニ人のギャーベンと接触し、最初こそは脅し気味に話し始めるマクロードことトニーだが、ギャーベンはトニーの好みだったのかちょっかいを出し始め、イワノフことゴドノフに仕事だと注意される面もあったが、無事に段取りを決めることに成功する。

帰りの車内で、演技とはいえ下品な言葉遣いに自己嫌悪するトニーは、変装を解きながらドーナッツが食べたいと言い出し、ゴドノフはそんな相棒に付き合って店に車を走らせる尾だった。

トニー達から、ポルノ本の窃盗犯をおびき出すための交渉に、成功したと連絡を受けたケイは、ティラナに帰ろうと声を掛ける。しかし彼女は車の教習本を読んでおり、この後はセシルと約束があると、ケイに視線を送りもせずそっけない態度なのだった。その様子に、少し気になったケイだったが、そこへジマーが、おとり捜査用の新しい車のキーをケイに渡したため、ケイは車の造形や、エンジン音に不満顔のティラナを置いて、喜んで車を走らせに出かけてしまったのだった。

セシルに運転を教わりながら、ケイに話せない悩みでもあるのかと聞かれたティラナは、少し迷ってから、セシルに悩みを打ち明けようと「ケイの頼れる友人」とセシルの事を呼ぶ。その前置きに、セシルは微妙な反応をしたため、ティラナはセシルとケイとの関係を改めて確認する。元カノの意味が恋人という事だったと知ったティラナは、自分がケイの事で悩んでいるのは、仕事上のパートナーとしてだと、動揺しながらも一言断りを入れる。

ティラナがケイの車を壊したことを気にしているのだと聞き、ケイに認められたいと思うティラナに、二人は気の強い妹と兄の様だと例えたセシルは、合点がいったと言う様子で、ケイには内緒にしてほしいと一言添えて、ケイには妹がおり、十年前に亡くなっているのだと話し、ケイはティラナに自分の妹を重ねているのかもしれないと、自分から見た二人の関係を伝えたのだった。

窃盗団との交渉のために集まったトニーとゴドノフ、キャシーとキャメロン、ティラナに警官二人。そこへ遅れてきたケイは、機嫌よく鼻歌を歌っていたため、キャメロンが遅刻だと咎める。しかし車を一晩中乗り回していたと話したため、トニーは気を取り直してバックアップをするようにと、行動開始を宣言するのだった。

それぞれのペアごとに分かれて行動を開始した一同の中で、ケイは昨夜ぶりに会うティラナに声を掛けるが、仕事だから黙れと機嫌悪そうに返されてしまい、相手が何故機嫌が悪いのかと、疑問府を浮かべるのだった。

ポルノ本の窃盗団との偽交渉を開始したトニー扮するマクロード。しかし窃盗団の内部で仲間割れが有り、トニーが人質に取られ、警官の発砲を止めようとしたケイは、警官の銃の発砲の光に目がつぶれ、その隙に犯人の一人が車で逃走してしまう。

まだ目が開けられないケイに、警官も謝罪する中、トニーを救出すべくティラナがケイの手を取り、新車へと乗り込む。ティラナが運転を始めたことに不安を覚えるケイだが、ティラナはまずはバックで資材の山をすり抜け、工場の敷地から公道に素早く車を出し、ケイが対向車線を走っていると騒いでも、スピードの魅力を満喫し、勝気な笑みを浮かべてハイな気分だと言ってのける。

ティラナは、犯人の車を文字通り車の体当たりで止め、犯人もトニーも命に別状はない状態で確保・合流することができたのだった。

トニーの無事を確認したケイは、ティラナにやり過ぎだと注意する。しかし彼女は役に立ったと言い出し、お荷物扱いはやめろと、運転も勉強もしている自分を認めろと素直に気持ちを話したのだった。その言葉を受けて、愛車を壊された後の暴言を謝罪したケイは、今回の車もまだ直せるから、運転の練習をしようと、前向きに捉えてティラナに笑顔を向ける。

そう言った瞬間に、新しくあてがわれた車も、燃料に引火して燃えてしまったため、ケイはまた気を落とし、まだ直せるのだろうと言うティラナに、宇宙人とまた行ってしまったのだった。

車が無くなったためバスで家に帰ったケイは、部屋に入る前に、おめかししたティラナに呼び止められる。一階部分を改装して、自分の部屋だと紹介するティラナに、ココは自分の家だとひとまずツッコミを入れるケイ。それに対しても「自分は気にしない」と返し、新車の事を「あんな車」と指して気にしているのかと、言葉を選ばない彼女に、目を吊り上げそうになるケイだが、そう言うティラナの方こそ気にしている表情をしていたため、もう気にしていないと話し、その言葉をケイから聞いたティラナは、「なら良いのだ」と笑顔になるのだった。

 

ここから感想

さりげなく、サツに包囲されているのに逃げ出しているギャーベン君。この後も彼が捕まったシーンが無いから、もしかしてまんまと逃げていたりするのかな?だとしたら、この作品にしては珍しく、他のエピソードに出てくるだろうか。ちょと期待。

今週分は、特にゼラーダや地球とセマーニの争いと言った内容では無く、軽犯罪の対応と、ケイの道楽、気質の合わないキャラを演じるトニーの葛藤と言った辺りの紹介だった。にしてもトニー、マクロードをどうやって生み出したのだろうか。自分自身では気に入っていないと言っていたが、相棒のゴドノフ同様、他の関係者はあっさり受け入れているみたいだよな。オニールとか落ち着いて対応してたくらいだし。

とうとうケイの家を改装して、自分の部屋を作ってしまったティラナ。あんなに勘違いされるとか言っていた一話の彼女はどこへ行ったのか…ポルノ本もそうだけど、今後も彼女への悪影響は続きそうだね。

 

 

にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ