はちよりうえ

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コップクラフト 第9.5話「特別編:美しき女騎士! とらわれの妖精を追え!」感想

 特別編っていうから、新に振り返りエピソードを作ってくれたのかと思ったのに、総集編だった…。

 

今週の内容

ティラナは、地球に来てからの出来事を思い返していた。

ことの発端は、ファルバーニの西方に住む。力ある一族に属する妖精が、密輸業者に誘拐された事だった。妖精・レアーヤを助け出すため、ティラナはミルヴォアの騎士として、ユナイテッド・ネーション国とファルバーニ王国との協約に基づき、地球での活動の援助を警察に求めるが、その人材には「武勇と智謀に長け、経験豊かで故近典礼に通じたポリスの戦士」と言う条件が付いており、組むことになったケイ・マトバとはかけ離れた理想像であった。

セマーニの貴族の出迎えとして船に乗っていたケイに、ティラナは子どもだから従者か何かだとと勘違いされ、遅れながらも何とか挨拶を済ませたケイとティラナ。だがその後も密輸業者を追う過程で、ケイのセマーニの術・ミルディに対する知識不足や、ティラナの問答無用で犯人を切る行為で反目し合い、それでも犯人を捕まえたいと言う思いを確認する二人。

ティラナが妖精の救出を第一に考える一方で、地球の警察は死人操りの術師・ゼラーダや、彼を雇っているデニス・エルバジの発見と逮捕を優先しており、妖精は法律上はセマーニの市民となっているが、その小さな見た目と性質から、地球では犬猫と同じ扱いだという事に愕然とするティラナ。その現状を察したティラナは、騎士である証の剣を手放してでもレアーヤを助けると決心するのだった。

紆余曲折を経て、ゼラーダの向かった先のセントラルタワーに向かう車内で、ゼラーダとケイの間に昔何かあったのかと聞くティラナ。しかしケイは、自分にとってはただの犯人だと真実を語らず、レアーヤ救出に向かう二人。最上階に上がる非常階段では、ミルディを察知できる自分を信じて、離れることが無いようにケイに注意を促すティラナ。うまくゼラーダの放つミルディを避けながら、最上階のヘリポートまで上り詰めた二人だが、レアーヤが入れられた爆弾は解除できず、ケイがゼラーダの攻撃を受けてしまい重傷となってしまう。それでもゼラーダを仕留めるべく戦い続けるティラナ。ケイは、呼吸ができない中ゼラーダの大まかな位置を音で絞り出し、ラーテナのこもった愛銃でミルディで隠れていたゼラーダを見事に被弾させることに成功する。

ケイの援護もあり、ゼラーダに人たち浴びせることができたティラナだったが、ゼラーダが逃走を選択し取り逃がしてしまう。その後、レアーヤとケイと共に、爆発に巻き込まれることを覚悟してその場にとどまるティラナだったが、「ずっと一緒にいる」という友人としての約束を果たそうとするティラナに、レアーヤは自分の命を絶つことで爆弾を解除し、ティラナは彼女の遺骸を、ケイの治療に必要な霊薬として使用することで、ケイは静観することができたのだった。

妖精の誘拐事件の解決とまではいかなかったが、レアーヤの死亡をもって救出作戦を終えたティラナは、セマーニの世界へ向かう船に乗り込む。別れの際は、反目し合っていたケイともお互いを認め合い、分かれることができたが、サンテレサの街も、ケイが飼っている猫のクロイも気に入っていたティラナは、自分にもできることがあるだろうと言う理由で、刑事としてサンテレサ市警に残る事を決め、ケイの家に居続けることを決めたのだった。

 

ここから感想

がっかり総集編という事で、登場時のティラナは見ることはできたけれど、できればセマーニにいた頃のティラナを見たかったなと思った。

でも、この作品は説明用のセリフが少ない事もあって、ティラナから見れば、地球側が妖精を犬猫扱いしているように見えたというのも、新たな情報としては新鮮だった。もっとこういった明かしていない情報を、ティラナに話してもらえば、この総集編の価値も上がったのではと思うのだが、そう言ったネタは無かったのだろうか?

次こそ市長選。あの靴下市長候補がどうやって奥さんとゼラーダに操られているのか、見ものだ。

 

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