はちよりうえ

見たアニメについて感想などをメモる。※ネタばれあり

マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 第8話「絶対に返信しちゃだめよ」

 いろはの神浜市立大附属学校の制服姿に違和感が無くて、転校したことを鶴乃と一緒に登校した辺りで気が付いた。つか、杏子はしばらく出てこないつもりなのかしら?

 

今週の内容

みかづき荘に引っ越しを済ませ、あてがわれた部屋で眠っているいろは。しかし机の上に置かれたスマホからラジオ番組が流れ始める。その音に雑音が入り始め、画面も砂嵐の様に乱れ始める。これと同時に少女の笑い声が聞こえ始めるが、いろはは気づかずに眠り続けるのだった。

朝になり、起床したいろはは自分の弁当を作ろうとキッチンに立っていた。そこへ訪れた鶴乃が万々歳の包みに入ったお弁当を掲げて見せ、自分への差し入れにいろはは笑顔になった。

鶴乃と連れ立って転校先の神浜市立大附属学校に向かい、転校初日の午前中が無難に流れていく。同じ学校では鶴乃の他に、ももこやレナがそれぞれに過ごし、みかづき荘ではやちよがキッチンに立ち、その屋根の上ではフェリシアが鳩に囲まれて昼寝を決め込んでいた。かえでは自宅の一室で過ごし、水名女学園でも席が一つ空いていたのだった。

昼休みにクラスメイトから昼食に誘われたいろはだが、送ったメッセージを気にして、その誘いを断っていた。かえでがメッセージを見てすらいないことに、不安を感じたいろはは、ちょうど来た差出人不明のお願いです。返信を下さい。というメッセージに顔をしかめる。

クラスからは孤立し、知り合いからは返事が返ってこない状況に、いろはは深くため息をついて、所在なさげに屋上に上がり、そこでレナと再会する。

メッセージに気付いていなかった様子のレナに、距離感を掴みづらそうに話をするいろは。かえでの呼び方をまねて、ちゃん付けでレナを呼ぶいろはに、レナは特にそれについて反応を示すことはなく、かえでに距離を置かれている事について弱音を吐き、学校では友人がいないからと、いろはの妹探しのカギになるウワサについて、自分はあまり力になれないことを素直に打ち明けてきた。

そんなレナから、水名女学園の透明人間のウワサと、ひとりぼっちの最果ての情報を得たいろは、学校を終えて万々歳へとお弁当を返しに尋ねる。

店の引き戸を開けると、中にいた人物からガンを飛ばされたため、思わず謝って戸を閉めてしまったいろは。しかし、改めて店の中を覗くと、ガンを飛ばしてきたのはフェリシアであり、安心してお弁当を返しに来たと言いかけたところで、バイト中のフェリシアに何か食べてけと威圧的な接客をされ、いろはは大層困る事になったのだった。

ちょうど良いところで鶴乃が出前から帰ってきたが、やはりボリューム満点なご飯を勧められてしまったいろはは、フェリシアと一緒に究極四千年定食をいただくことにする。

ウワサを聞いてきたと話したいろはに、鶴乃も常連から聞いた電波少女のウワサをいろはに教える。中央区の電波塔の下でスマホに耳をかざすと、少女が泣きながら、ここから出してと助けを求めてくると言うもので、ういを探しているいろはにはこの噂は無視できないものとなった。

いろはがみかづき荘に戻ると、リビングでやちよが誰かと電話中だった。電話の相手は、マギウスの翼の存在を既に知っていた様子で、東区はずいぶんと連れていかれてしまったとこぼしていた。やちよはみふゆの残したウワサのファイルをめくりつつ話していたが、その中にマギウスの翼の札が挟まっていたため、これをつまみ上げる。そこへいろはが帰ってきたため、札を仕舞い、電話も切り上げて、いろはに声を掛けるのだった。

簡単な夕食を囲み、いろはがウワサを聞いてきたと話すと、食いつくやちよ。その勢いに気圧されたいろはは一瞬言葉を詰まらせ、その間に来たメールの通知に目を通して場を繋ぐ。

私を消してくださいという内容に、迷惑メールだったとやちよに伝えたいろは。やちよは年上として、絶対に変身してはいけないと注意し、いろはも同意して画面をオフにしていた。

食事を終え、自室で眠るいろは。夢なのか、里美メディカルセンターにいた妹のういと灯花、ねむの三人がこの4人の親友について語っているところが映し出され、数字でこの軌跡を語る灯花に対し、無粋だと文系のねむが突っ込んだため喧嘩になり、ういが止めると言う平和的な物であった。しかし四人目が誰であるかは、画面上では表現されてはいなかった。

そんないろはの自室では、今回もスマホがラジオを流し、女の子の声が次第に混じっていく。この現象は他の魔法少女たちのスマホでも起こっていたが、気づいてスマホを手に取る少女はいなかった。

学校で普通に授業を受けていたいろはは、教師から呼び出され、フェリシアが警察署で保護されていることを知らされた。両親のいないフェリシアは、祖父母も叔母叔父とも連絡がつかず、身元引受人として友人であるいろはを呼んでいるらしく、署で対応に当たっていた女性警察官は、いろはに必ず保護者に伝えるようにと念を押してきていた。

その場を潮らしく謝って過ごしていたいろはだが、フェリシアには理由を聞かずにいたため、フェリシアから何故聞かないのかと聞かれるのだった。いろはは、魔法少女の傭兵として活動していたフェリシアが、絡まれたのだろうと辺りを付けており、傭兵活動をしていないことだけを確認して、時間を追うごとに少なくなるだろうと彼女に笑いかけて見せた。この表情を見たフェリシアは、やちよやいろはの事を悪く言われたから殴ったのだと話し、これが二人を庇う行為だといろはから聞かされて、少し照れたような表情を見せた。

せっかく中央区に来たのだからと、電波少女のウワサがある電波塔に寄ろうと言い出したフェリシア。電波塔の周辺は瓦礫の様なものがあり、異様な雰囲気を漂わせていた。いろはが自分のスマホを取り出して耳に当て、フェリシアはそのスマホに耳を近づけていると、少女の笑い声が聞こえ、ウワサとは違うが、聞こえたと確認し合う二人なのだった。

翌日の学校では、いろはは不良であると言うウワサが飛び交い、クラスでの孤立が確定的になっていた。いろははどうしてこうなるのかと寂しく思いながら、屋上に上がってみると、レナが椅子を3つ並べていろはを待っていたため、思わず顔を引きつらせるのだった。

一人ぼっちの最果てについて調べたと言うレナ。書き込みの097番の番号が消えた掲示板を示し、097に入れないと書き込んでいる番号もあり、意味が通じないからとログをたどったと言う。出てきた内容は、欠けてしまった心を持って 変わってしまった世界を超えて 一人ぼっちの最果てに来てと言う文章と、URLが張られていた。このURLはページが消されているのか、既に入れなくなっていたため、終えたのはここまでだとするレナ。いろはは調べてくれたことに礼を言い、今度はレナの名前を違和感なくちゃん付けで呼ぶことが出来たのだった。

ここでも迷惑メールが連続して届き、それをレナに相談がてら見せたいろはは、レナから魔法少女だと何故バレているのかと指摘を受ける。さらに新に来たメールの内容が、監禁されている。助けてという内容だったため、電波少女のウワサにあるここから出してと泣く少女との関係性を見出したいろはは、やちよに連絡を取り、留守電に電波塔に行く旨を吹き込んで、単身乗り込みに行く。

いろはは、電波塔の近くにたどり着いたところでスマホを耳に当てようとするが、ここでマギウスの翼と名乗っていた月夜が歩いていることに気付き、彼女の尾行を始める。電波塔周辺の瓦礫には、マギウスの翼の札があらゆるところにあられており、これを見たいろははもう一度電話を掛けるが、繋がらなかったため、一人で電波塔の屋上まで、月夜を追いかける。

エレベーターで屋上に上がった月夜に対し、いろはは変身しつつ階段を使って屋上に上がり、既に張られた魔女の結界の中に入り込む。

つけられていたため、姿を見た者を始末するために待ち構えていた月夜は、相手がいろはだと確認してから魔女を操り戦闘態勢を取った。対して、いろははメールの送り主は月夜達かと尋ね、監禁していると言うことが有るかどうかも質問する。月夜が二葉さなの事かと口に出したため、この名前を覚えるいろは。しかし月夜は余計なことを話したと気づいた様子で、操った魔女でいろはに攻撃を始める。

攻撃が始まった以降は、いろはが話しかけても答えようとはしない月夜。しかしいろはを棘のついた鶴が拘束した時、黄色いリボンの様なものがそのツルを断ち切り、いろはを衝撃の何状態で地面に転がらせる。助けてくれた魔法少女の影を見たいろはだが、彼女はすぐにどこかに去って行ってしまい、入れ替わりにやちよと鶴乃、フェリシアが到着する。

分が悪いと判断した月夜は、魔女をけしかけて退散し、やちよが魔女を倒した事で結界も崩れていった。

やちよに、電波少女のウワサと、いろはに送られてくる迷惑メールが繋がっている可能性について問われたいろはは、そのまま4人で入った喫茶店でメールの内容を見せ、これに返信して見ようと思うと提案する。いろはが目の前にいる今なら、何が起こっても対応できると考えたやちよは返信を許可し、いろはは迷惑メールにあなたは誰ですか?と送ってみる。するとすぐに返信が送られ、内容は私はひとりぼっちの最果てにいます ひとりぼっちの最果てに来てくださいと言う物だった。

 

ここから感想

電話の主さんのキャラ名がEDに無かったんだけど、以前みかづき荘にいた金髪さんではなさそうだし、誰だろうというところで引っかかった。

先週と違って数字のカウントが無いから、全体的に長く感じた。確かにマミさんがいろはを助けた辺りとか、ういを含む入院チーム3人が、親友が4人集まる奇跡について語っていた辺りとか、ちょっと注意して拾わないといけない部分はあったけど、特に他の話と繋げて考える必要も無く、ちょっと退屈。

フェリシアみかづき荘を拠点に考えている様子は掴めたが、いろはがあの性格で何故、学校で浮くのか、やはりイマイチよくわからん。控えめなのに、レナのつっけんどんな対応に耐えられて、フェリシアを信用出来て、しょっちゅう学校を抜け出す。芯が強いのか、流されやすいのか、その両方を兼ね備えているのか、はっきりしない。主人公として、感情が捕えづらいのは、エピソードの流れも阻害する形になるから、出来れば分り易くしてほしいな。

 

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