はちよりうえ

見たアニメについて感想などをメモる。※ネタばれあり

マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 第6話「なんだってしてやるよ」

 今週の内容

魔女の張った結界の中で、5体の女性の身体を持った魔女が、椅子を使ったバーレスクダンスの様な動きを披露し、手下たちがそれを見て盛り上がっている様子が映し出される。これを見ていた常磐ななか、志伸あきら、夏目かこ、純美雨ら魔法少女は、数が多すぎると、魔女の討伐を諦めていた。しかし後方に控えていた深月フェリシアは、魔女を全て滅ぼすのだと飛び出していってしまい、なし崩し的に戦闘が始まってしまうのだった。

いろはは、7時のアラームで目が覚め、自分がやちよの家に泊めてもらった事を思い出す。昨夜顔を出したリビングに入ると、やちよが今度は朝食を作って待っていたのだった。

朝食を食べながら、いろはは普通よりも部屋が多い特徴を持つやちよの家について質問する。これには、下宿をしていた事があると素直に答えるやちよ。そして、またいろはから声を掛けられ、ソウルジェムの濁りが無くなったからと、自分にグリーフシードを使ってくれた事への礼を言われたやちよは、昨晩のいろはの変質について話さず、そのままいろはの憶測を肯定して、彼女の礼を受け取ったのだった。

帰宅がてら神浜を散策すると言ういろはに、やちよは東地区では魔法少女であることを隠すように忠告し、一緒に家を出る。その後はいろは一人でスマホで表示させた地図を頼りに、バスに乗り、歩いたりしながら神浜の街を見つつ、ういの手がかりを探し始める。

やがて産廃処理場の建設反対と言う看板が並ぶ、荒廃した商店街跡に足を踏み入れるいろは。人が駆け足で消えた角を覗くと、そこにはフクロウ幸運水を配っている団体が、様々な仮装をし、見世物や音楽を鳴らしながら客引きをしていた。いろはも声を掛けられ、瓶に入った水を勧められるが、怪しさに引いてしまう。すると近くで別の女の子がタダという事に喜んだ様子で、おいしそうに水を飲み始めた。つられていろはも水を飲み、そのおいしさに思わず驚き、明日くればまた飲めると言う客引きの言葉に、なら明日に来ようと呟くのだった。

いろはよりも先に水を飲んでいた女の子は、瓶を返そうとするいろはの右手の中指に、魔法少女の印がある事を見つけ、目を見張る。女の子・深月フェリシアは、いろはの後を追いかけて声を掛け、テリトリーを荒らすつもりだろうと因縁をつけて、ショバ代をせしめようとする。しかしいろはが困った声を上げたところで、魔女の気配が立ち込め、フェリシアといろはは変身して魔女の結界内に飛び込むのだった。

手伝うといういろはの言葉をきかず、一人で魔女に向かっていくフェリシアは、手下の攻撃も無視して突進し、魔女本体に武器であるハンマーを振り下ろして、あっという間に倒してしまう。

現実世界へ戻ってきたいろはだが、今度は助け賃をフェリシアにせびられ、おこづかいがもう無いからとアイスを奢る事で手を打ってもらう。駄菓子屋のイサドでアイスを二本交わされたいろはに、フェリシアは一本を差し出し、店の前のベンチで肩を並べて食べ始める。名前を教え合ったフェリシアは、いろはには友達料金で仕事を請け負うと提案し、なんにせよお金は取るのかと言ういろはに、自分は傭兵なのだと明かす。こうしている間に、二人の棒アイスが二つとも当たりであった事が判明し、フェリシアは嬉しそうに駄菓子屋のおじさんへ当たりくじ分を貰いに行くのだった。

みたまの店を訪れたやよいは、すれ違いに出ていく常磐ななか達のグループの会話に一瞬だけ耳を傾け、その悪い雰囲気の原因が、傭兵を生業とする魔法少女深月フェリシアにある事を、お尋ね者の張り紙を見て悟る。

みたまから新しいウワサの情報を聞きに来たやちよは、フクロウ幸運水のウワサを話し始めるみたまを遮り、屋上の看板に腰かけている魔法少女佐倉杏子の存在に気付き、まずはそちらの対応に向かうのだった。

杏子の要件は、神浜に魔女が集まっているため、グリーフシードが足りず、神浜で魔女を倒すことを許可してほしいと言う物だった。杏子が実力者であることを見抜いたやちよは、神浜のルールを伝え、これを守れば良いと、よそ者による狩りを許可する。話がうまくいった杏子は、魔女が神浜にだけ増えた原因が、神浜の魔法少女たちが魔女と組んでいるのではといぶかしんで見せるが、やちよは魔女と組むことは不可能だと言い返し、杏子はそれ以上探ることはせずにその場を立ち去っていく。

行動を共にしていたいろはとフェリシアは、拾った財布の持ち主から現金数万円と、福引券をお礼としてもらい、福引券の数字が23から22に変化していた事には気づかず、これで当たりを引き当てていた。

さらにその後も、コインゲームをすればチャンスタイムに突入し、描かれた数字が21~20へと変わる。さらにスロットマシンで絵柄が揃い、遊んでいた台の近くのゲーム台の数字が、20から19に。ビデオポーカーではロイヤルストレートフラッシュが出て、Betの数が19から18へ。また別のゲームをすれば、FEVER!との表示が出て、その右下では数字が18から17に変わり、良いカードが出現する。運が良いと呼ぶべき事態にフェリシアは喜び、いろはは不安を覚え始める。そんないろはの心配を象徴するように、画面上の数字は17から16へと一つ減っていった。

ゲームをした場所にあると思われる、テーブル筐体で食事が出来るファミレスで昼食をとる二人。いろはは良い事が有り過ぎると不安を口にするが、フェリシアは気にする様子もなく、何故神浜の東側に来たのかを訪ねてきた。

妹を探していると答えたいろはに、家族を探しているのかと一瞬沈んだ声を出したフェリシア。しかし次の瞬間にはいろはの専属になろうかと元気よく提案して見せた。いろはも、今はもらったお礼のおかげで懐は温かいが、傭兵を雇うという事に関しては及び腰だった。

彼女を雇うかと言う回答を避けるために、いろははフェリシアが中学生にもかかわらず傭兵をしている理由を尋ねた。これには、遠回しに話すフェリシアだが、両親がいないことを明かす。

ちょうど受信があったやちよの電話で、自分たちの飲んだ水が、ウワサになっている事を聞いたいろは。そんな彼女たちの運を示すように、テーブル番号の表示が、16から15へと変わっていた。

やちよと鶴乃と合流したいろはと、彼女に付いてきたフェリシア。鶴乃とフェリシアが出会った端から言い合いを始める横で、やちよは出かけに忠告した事柄を守れていないいろはを注意する。さらに一緒にいたフェリシアが、神浜の魔法少女たちの間でどういう存在なのかを説明し、一緒にいない様にとも付け加える。

やちよがたどり着いたフクロウ幸運水のウワサは、幸運を呼ぶおいしい水を飲み、24の幸運を使い切ると不幸になる。不幸にならない様に飲み続けなければいけないと言うもので、この水を飲んだ後に数人の魔法少女が姿を消しているという事だった。

その話を聞いたフェリシアは、大したことは無いと考え、やちよと対立した流れで、いろはたちから離れていこうとする。しかしそれでは一緒にフクロウ幸運水を飲んでいる身としては心配だからと、いろはは自分がフェリシアを雇い、一緒にウワサを退治しようと提案する。

金銭を要求するフェリシアだったが、中学生同士のやり取りを見たやちよが、報酬は現金ではなく別のものにするように口を出し、いろはが食事を作るという事で話はまとまった。

まずは水を飲んだ場所に戻って、状況を確認したいと言うやちよ。いろはが自信なさげに案内すると、怪しげな集団はまだ先ほどの場所にまだ水を配っていた。

見つかってラッキーだったという鶴乃の言葉を聞いてか、客引きが持っていたボードに書かれていた数字は15から14に減っていく。

水を配っていた存在が、魔女の手下の様だと気づいたフェリシアは、飲まされたことに対して怒り、変身してハンマーで一撃を加える。しかし今まであった客引き達が消え、水を貰いに来ていた客もそそくさとその場を立ち去ってしまう。

手がかりを失った事と、結果的にいろはが窮地に陥った事に対して、フェリシアの行動にいら立ちをあらわにするやちよ。ひとまず傭兵を名乗るなら、雇い主の利益を考える様にと注意して、ウワサの本体探しを開始するのだった。

この話を、アーケードの屋根の穴を利用してのぞき見していた杏子は、魔女とは違う存在に興味を惹かれていた。

帰る女子学生たちの間を、ウワサを振りまいて歩く存在を見つけたやちよ達。物陰からその様子を観察し、また勝手な行動をとらないようにとフェリシアの口を手で封じ、飛び出さない様にと半ば羽交い絞めの状態のまま、ウワサの存在に気付かないと感知できない存在かもしれないと推察する。

高架橋の作る陰に入って行く、ウワサを振りまく存在を追いかけるやちよ達。その地面に影が作り上げた数字が、14から13に変わる。しばらくすると、黒いローブを纏った少女たちに囲まれ、フクロウ幸運水のウワサを追う事は、マギウスの導きを阻害する行為だとして、手を引くようにと、短い言葉を交互に言うことで伝えてきた。

フードで顔を隠した相手に、水は毎日やると言う条件を出されたやちよと鶴乃は、信じられるはずがないと突っぱね、消えてしまった子たちはどうなるのかと尋ねる。すると相手からマギウスが魔女を消滅させ、魔法少女は救われると言う言葉を発したため、変身して戦闘態勢を取る。

変身した二人とは違って、まだ普段着のままだったフェリシアは、魔女を消滅させると言う言葉に興味を持ち、どういうことかと話に入ってきた。すると相手もフェリシアが魔女に憎悪を抱いていることを知っているのか、彼女を雇い、復讐を実現させると条件を出してきた。いろはは、フェリシアを雇うと言う少女たちの言葉に動揺を見せるが、フェリシアはマギウスのしようとしている話が本当なら、なんだってしてやると、目に高ぶった感情を宿しながら笑みを浮かべるのだった。

 

ここから感想

さて、杏子が登場して、フェリシアという新キャラが登場。やっぱりメインキャラのいろはや、やちよが面倒を見始めた心境の変化など、まだ表現する事はあるはずなんだけど、仕事が増える感じなんだよね。手数が増えるのは、この作品ではちょっと嬉しくない要素。しかも前半に出てきた別の魔法少女チームも今後出番があると、これは手が回らない感じになりそう…。現にももこさんチームがどうなったか続報が無かった。

 

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