はちよりうえ

見たアニメについて感想などをメモる。※ネタばれあり

推しが武道館いってくれたら死ぬ 第1話「そんな舞菜を愛してる」感

いや、マンガのCM見てても、タイトルと内容的に感想は書かないだろうと思っていたんだけどね。ノリが良かったので書き始める事になっている…不思議だ。

 

今週の内容

旭川さくらまつりで声を掛けられたえりは、ChamJamのライブのためにチラシ配りをしていたメンバーの横田文と市井舞菜に声を掛けられ、ライブを見に行ってみることにする。

数名のオタクたちよりも一歩引いてライブを見ていたエリは、トーク中に自分に気付いてステージから手を振ってくれた舞菜の姿を見て、彼女に魅了されたのだった。

ライブ会場の近くのコーヒーショップで、フォトセットを交換していたChamJamのファンのくまさと基。自分の推しと相手の推しのフォトを交換して、雑談に入る二人だが、そこへチラシ配りをしていた舞菜と、基の推しである松山空音が声を掛けてきた。

自分の推しである五十嵐れおはいないのかと、メガネを押し上げながら彼女たちに尋ねたくまさに、空音は少し意地悪く不満かと尋ね返すが、基は鼻の下を伸ばしながらも不満などないと慌てふためき、くまさも同じく不満などないと、朗らかな雰囲気で答えるのだった。

良い雰囲気が流れる中、舞菜はジャージ姿の女性が歩いてくることに気付き、後ずさりしたのちに一気にその場から立ち去って行く。その様子を不思議に思った基は、歩いてきた人物が強烈な舞菜推しのえりぴよである事に気付き、常に高校時代のジャージを着るほどに収入の全てを推しに費やすその偉業と、唯一の舞菜推しである彼女の強烈さを思わず口に出してしまう。

当のえりぴよ本人は、自分が来ると逃げてしまう舞菜の行動に頭を抱え、嫌われているのだろうかと不安を叫んでいたが、基の唯一の舞菜推しという言葉に、強く否定の言葉をあげる。ライブ会場でのキングブレードの配色から、舞菜推しが居ない様に見えるが、それは舞菜のイメージカラーがサーモンピンクだからであり、キンブレにフィルムを挟むなどの細工をしなければならないことが原因であると豪語する。

えりぴよの話の中に、イメージカラーがピンクのれおのファンが、特に多く見えるのは舞菜ファンの分をカウントしているためだという説があったため、れお推しのくまさは黙っておらず、二人は言い争いを始めていしまう。そんな先輩ファンたちを見ながら、どうしたものかと慌てる基を、空音はいつもの事だからと制止し、自分を推してくれる基に対し、覚えている旨を伝えて、他の場所へチラシを配りに動き出すのだった。

自分の様な新参者まで覚えていてくれた空音に、感激していた基は、チラシ配りの彼女たちの時間を取らない様にという配慮で、会場前に並ぼうと提案される。アイドルファンの心得を教えてもらったと考えた基は、素直にくまさに空音と喋り過ぎたかと謝るが、くまさの意図はお金で推しの時間を買うと言う事に興奮するという、個人的な好みの問題であった。

この話には、先ほどまでいがみ合っていたえりぴよも賛同するが、その行動は握手券を買い占めるなど、自分以外の舞菜推しの追随を許さないものであり、そのことをくまさが指摘しても、えりぴよにはその言葉は沁み込まず、そっけない舞菜の対応に困惑し、何がいけないのかと夕日に向かって叫ぶ勢いの暑苦しさを放っていた。

開場の時間直前になり、ライブチケットの先着順1と2を当たり前のように取っているえりぴよとくまさに、基はここでも先輩ファンたちの凄さを噛みしめるが、当の二人は慣れとコツを掴めば大したことでは無いと、事も無げに返すため、基はある意味で説得力があると納得してしまうのだった。

係員の三崎の声掛けで開場が行われ、ライブが始まる。最前列にいたえりぴよは、それでも舞菜と目が合わない事に、今回も塩対応を感じるが前向きに捉えていた。しかし、一曲目のメンバーを紹介する「ずっと ChamJam」が流れる中、えりぴよは最前列でも遠く感じる舞菜との距離を縮めたいと願い、舞菜自身にももっと前に出てきてほしいと言う想いを募らせ、それはライブで掛け声を行うと興奮へと昇華され、鼻血を吹き出し倒れてしまうという新たな伝説を生んだのだった。

思わずステージ上のメンバーも歌と踊りを止める中、えりぴよは舞菜へ愛していると決め顔で開場から退出する。三崎に風を送ってもらいながらも、ライブの音が漏れて聞こえることに歯がゆさを感じたえりぴよは、思わず三崎に舞菜は自分の事を嫌っていないかと不安を吐き出す。しかしこれは、三崎の立場上回答を寄せないと分かっていた質問だったため、えりぴよは自分に必要な舞菜との時間を、少しでも過ごそうと会場へと進み、やはり貧血で倒れ込んでしまうのだった。

ライブが終わって、満足そうに出てきたくまさと基は、鼻血で退出したはずのえりぴよが、額にガーゼ、腕には包帯を巻いて首から吊っているのを見て、何故悪化しているのか、そして病院に行かないのかと心配する。

ケガをしていても、ライブ前に買っていたCDがどこかへ行っていても、特典会に参加するため、さらに握手券付きCDを10枚購入するえりぴよの姿に、くまさと基はもう心配の言葉を掛けることはやめ、それぞれの推しの列へと並びにいくのだった。

ファンの列が続く他のメンバーとは異なり、舞菜のレーンには誰も並んでおらず、タイムキーパーの吉川が手をあげて誘導していた。

えりぴよは片手が塞がっていたため、買ったCDを頭にのせたまま握手券10枚を吉川に渡し、舞菜との時間を50秒手に入れた。しかしいざ悪手をしようとすると自分の右手は先ほどの鼻血で汚れていたため、手を引っ込めて舞菜との話をしようとするが、舞菜はぎこちなかったり顔を伏せたりしており、いざ彼女が何かを言おうとした時には、時間が過ぎてしまうのだった。

また塩対応を受けたとショックを受けたえりぴよは、他のファンとは笑顔で話をする舞菜の様子を見て、打ちのめされたように会場となったスタジオの階段を上っていく。それでも彼女はシャイで、そんな彼女を自分は愛しているのだと、えりぴよはまたも暑苦しく叫ぶのだった。

パン工場のライン作業を光の無い目で行うえりぴよは、未だに納得いかないと、先日のくまさとの話を思い出す。チラシの中で、ちゃむのメンバーがそれぞれのメインカラーの花や果物を持っている中、舞菜だけが皿の上に乗せた鮭を手に微笑んでいる事に、怒りを爆発させながらくまさに訴えたえりぴよ。しかしくまさはサーモンピンクだからだろうともっともな意見を述べる。それでも舞菜の扱いが酷いとまくしたてるえりぴよの行動を見て、近くにいた子供は母親に変な人がいると声を掛けるのだった。

次回のライブで、新曲と新衣装のお披露目があるという発表をするメンバー。時間制限や枚数制限などの注意事項を話す中、推しの舞菜が話さないことに気がいっていたえりぴよは、くまさに説明されて、やっとどう動くべきかを理解した。

始発で物販列に並んだえりぴよ。販売開始時間は16時だが、6時30分の時点で彼女とくまさは並び始めていた。

新衣装への期待と、猛暑になりそうな天気に不安を覚える二人だが、ここは地下だから、日は差してこないだろうと希望的観測を行うのだった。

9時になり、照りつける日差しの中既にうなだれ始めるえりぴよ達。12時になり、記録的な猛暑日となった岡山市内で、空気の循環ののほぼ無い地下へ続く階段を埋め尽くすファンたち。その中にはもう限界だと立ち上がろうとする者もいたが、推しとの時間を保管できるのだとくまさは彼を制止させ、その場のファンたちに希望を与える。

14時にはちゃむのメンバーが揃って会場入りし、推しを間近で見れたことに活力を取り戻すファンたち。そんな中で、えりぴよだけがラシで顔を隠し、舞菜に一番で並んでいるのは恥ずかしいし重いと、今更なことを言い始め、くまさに突っ込まれるのだった。

15時に気温のピークとともに限界を迎え、16時には誰かが買ってきたアイスをハイになりながら食べていたえりぴよ達は、とうとう物販開始時刻を迎える。

無事にチェキ兼を購入したえりぴよは、汗まみれの顔を舞菜に見られるという事を意識し始め、さらに汗臭いのではないかと心配し始める。

ライブが始まり、新衣装を目の当たりにしたファンたちは、その出来の悪さに唖然とするが、ライブが始まりメンバーが「ほっと♡サマーホリデー」を披露する頃には、着ている本人が可愛いから良しとして盛り上がりを見せるのだった。

特典会に入り、舞菜の列に並んだえりぴよ。緊張で余計に汗が出ると、自分のひどい惨状を気にした彼女は、新衣装を来た舞菜を近くで見て、一瞬鮭要素も可愛いなどと考えるが、汗臭いから近くに寄らなくて良いと、スタッフに早くチェキ撮るように促す。しかしそんなえりぴよの態度を見た舞菜が、すこし寂しそうな顔をしたことには気が付かなかったのだった。

とったチェキを見せたくまさと基は、あるべき姿ではないと口々に言うが、えりぴよは舞菜が可愛く撮れている事に満足し、もっと多くの人が舞菜の魅力に気づけばいいのにと、うっとりとチェキフィルムを胸に抱いてそう言い切って見せた。

基は独り占めしたくないのかと、えりぴよの考えに疑問を持つが、くまさはその気持ちは分かると同意し、えりぴよは興奮をそのままに武道館行ってくれたら死ぬと、二度叫んだのだった。

私服に着替え終わったちゃむのメンバー。その中、一人で部屋に残った舞菜は、えりぴよが手だけになってしまったチェキを取り、今度こそ自分の想いを伝えるのだと、彼女なりの決心を固めていたのだった。

 

ここから感想

思っていたよりもテンポは良く、しかもユリもの。出てくるのは良オタというきれいな世界感だが、特に不満も無く見れてしまえたので、原作を読んでいないが感想を書いて行こうと思う。

しかし、舞菜が鮭持って登場したチラシ…一人だけ魚類かと思ったが、空音の持っているのが貝なため、一人だけ仲間外れとは言えない辺りが、何ともいえない。この辺りで感想書こうと思った自分は、案外ちょろいな。

舞台は岡山という事で、地方の味が出てくるのはこれからかな?

 

にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ