はちよりうえ

見たアニメについて感想などをメモる。※ネタばれあり

魔法少女特殊戦あすか 第7話「魔法少女特殊戦開発部隊」 感想

魔法少女特殊戦あすか 1 [Blu-ray]

ここでやっと、自衛隊M班のメンバー紹介が行われて、あすかが正式に一員になった。 今週の内容 三年前の最終決戦で、魔法少女達のリーダーだったフランシーヌが戦士したため、リーダー権限があすかに移り、その後も戦死者が続出したとみられ、重圧に耐えられなくなったあすか。そのあすかの心をもう一度立て直したのが、ロシア出身の魔法少女・フェーニックス☆タマラだった。 タマラは今でもロシア軍に所属し、作戦を遂行するために日本へ出発する。 一方日本では、正式に陸上自衛隊の特殊作戦本部魔法少女特殊戦開発部隊に所属することになったあすかの歓迎会が行われていた。既に顔見知りだが、メンバーの紹介もなされ、吉野は国際射撃競技会の射撃部門での優勝経験者。楓はバイアスロンのメダリスト、吉野はレスリングでインターハイ優勝を経験し、伊勢は陸自の空挺団から民間軍事会社での勤務、そこから陸自に戻るという経歴を持っていたことが判明する。 そんな中、飯塚から新たな作戦が伝えられる。それは、北海道で発生した人間界と別の世界を結ぶランダムブリッジを利用した、密輸が行われるというものだった。 現場に向かったあすか達M班だが、すでに品物の交換は終わっていたため、マフィアの掃討に取り掛かることに。 マフィア内にいた火炎を使う魔法少女については、相手がロシアのマフィアだということから、マジカルファイブのタマラである可能性を考えたあすかとくるみ。しかし実際は、アイテムに頼った戦いをする、全くの別人であった。 一方のタマラは、M班から逃れ、密輸で受け取ったマジカルアイテムを運んでいたマフィアの一人を、秘密裏に押さえることに成功したが、捕虜として生かしておいたマフィアが使った変身アイテムが爆発し、バベル旅団についての情報源を失ってしまうのだった。 そしてその事件とはまた別に、沖縄の那覇にある一室で、テレビを見ていたフードとマスクで顔を隠した存在に、バベル旅団の団員が、ある少女の写真を渡すのだった。 ここから感想。 それにしても、あすかのトラウマがなかなか抜けないのが、この作品の良いところだよね。 希美みたいに記憶処理をしたのでは、戦闘要員としては経験不足。かといって、今回のマフィアにいた魔法少女みたいに、何も考えないで人を殺せるのも、自衛隊に属する以上倫理的に許されない。この、経験と倫理観の二つの要素を持ち合わせる、信用できる魔法少女として、大人はあすか達に頼らざるを得ないことは、今まで描かれてきた通りなのだけど、さすがに、子ども自身の心持ちだけで戦場に再び立たせるのだから、大人側も見ていてつらいだろうな。 で、ロシア軍のタマラは秘密裏に作戦を終えて、マフィアから押収したマジカルアイテムを持って帰り、M班は魔法少女の捕虜を得て、来週辺りの話には情報が引き出される予定…。両者それぞれが、この事件から物と情報をそれぞれ得られたという事か。 今週分の終了時点で、バベル旅団については、日本が一番情報を持っている印象だけど、この情報は、魔法関係の情報戦では有利に働くかな?ロシア軍の動きも来週見れるといいな。 魔法少女特殊戦あすか Amazonプライム・ビデオ にほんブログ村 アニメブログへ