はちよりうえ

見たアニメについて感想などをメモる。※ネタばれあり

荒野のコトブキ飛行隊 第11話「イケスカの決闘」 感想

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荒野のコトブキ飛行隊 Amazonプライム・ビデオ 今度はイケスカ上空に穴が開くのか…。演説で自由と富を独り占めする悪い奴は許さないと言っていた分、富の象徴の穴が開けば、イサオが独り占めって展開になるんだろうな~。 今週の内容 おそらくイケスカでの講演で、イサオは富と幸福を分かち合うことを語り、イヂツに富をもたらした穴を独り占めする悪い奴として、筆頭にラハマを挙げ、ラハマとポロッカに与する奴らを許さないと、武力でもって全世界を平和に導くと謳うのだった。 ポロッカの街を焼かれ、怒り心頭のゴドロウは、同じく攻撃を受けたショートの街と、イサオを真っ向から否定していたユーリアと連絡を取り、イケスカの富嶽製造工場の破壊作戦を決行するのだった。 自由博愛連合の攻撃機200機に対し、ナオミ率いるオフコウ山部隊が囮になり、その間に別動隊が工場を攻撃するという作戦内容で、情報についてはゴドロウの助役からの情報を元にしているのだった。。ポロッカのゴドロウは声の大きさと権威が比例するとでも思っている「アレ」ではあるが、武力として考えれば、連合の数よりも味方の方が上であると情報を得ていたユーリアは、五分五分の戦いだと言い切るが、ルゥルゥからすれば勝率半分の勝負などする気は起きないと、乗り気ではないのだった。しかし、その状況も時間が経てばますます不利になる一方なため、今攻撃するしかないのだと、アレンは地図に線を描きながらリリコに語る。 工場を攻撃する部隊として出撃するコトブキ。だまし討ちで飛ぶことに、窮屈さを感じるとチカは不満を述べ、レオナは話し合いの場を設けるべきだと話し、その考えに話が通じない相手がいることを忘れているとエンマは反対する。それでもザラはレオナについていくと言い、ケイトは確かめたいことがあるから確かめに行くと、メンバーそれぞれの考えがあったのだった。そこにキリエは、あまり話が頭に入らないと話し、戦いはこういう感じで初めて良いものだったかと、コトブキはこういうやり方で良かったっけと問いかけ、レオナは命令だからだと短く答えるのだった。 囮を担っているオフコウ山部隊は、意外にも腕の良い連合の攻撃機に苦戦する。そんな中工場についたキリエ達だが、爆撃機の姿どころか、警備隊すらいない工場に違和感を覚える。その予感は的中し、予想を超える別同部隊によって、キリエ達本体と、囮部隊に向けて連合の増援が送り込まれる。 状況を見て、イサオを甘く見ていた自分たちが負けたのだと判断したルゥルゥは撤退を決める。羽衣丸が撤退行動を始めてもなお、ゴドロウは無策のまま撤退しないと言い張り、さらに囮部隊の撤退行動も、ヒデアキによってしつこく追い回されてしまう。やがてポロッカ一号が地面に衝突した影響で爆発する。 飛行船の爆発を視認したコトブキ飛行隊は、落ちたのは羽衣丸かと焦るが、ケイトによってそれは否定される。レオナは羽衣丸の援護に戻ることを決めたが、そこへイサオが新たな戦闘機に乗って現れ、次々に同盟の飛行機が落とされてしまう。イサオと直接話すことができる機会だと、レオナはイサオ機に近づき、無線で話し合いでの解決を求め、停戦を要請するが、イサオは難しい話は嫌だと言った筈だと、レオナを攻撃する。 停戦を持ちかけていたレオナをだまし討ちする形で攻撃したイサオに、怒ったキリエは攻撃を仕掛けるが、イサオはかわしながらも新顔かと軽口をたたく。キリエの機体の尾翼のマークが、以前ユーハングに置いて行かれた老いぼれと同じものだと語り、何を聞いても何をしても答えてはくれなかったばかりか、逃げようとしたため、面倒になって撃ってしまったと笑いながら話すイサオと執事。それがサブジーの事だと分かり、キリエは怒りで叫びながら、突飛な軌道でイサオに真っ向から攻撃を仕掛けるのだった。 ラハマの町長が所有する雷電が何とか落ちずに羽衣丸を護衛する中、さらに連合の攻撃機が増え、悲鳴を上げる町長。そこへ、英r-ト工業のトリヘイと姉さんが駆け付けてくれたのだった。 イサオを落とすために躍起になるキリエだが、操縦技術と機転の差で、攻撃を受けて落とされてしまう。キリエを落としたことに油断して、落ちる様子を見ていたイサオ機に、ケイトの攻撃が当たりイサオ機を落とすことに成功する。油断は大敵だとイサオに無線で話しかけるケイトは、続けて兄であるアレンを落としたのはイサオかと確認を取り、イサオはあっさりと自分であることを認めたのだった。 ひとまず各機体を回収する羽衣丸。落とされたキリエも、ケイトによって回収されて帰ってくることが報告される。そんな慌ただしいい中で、リリコに車いすを押してもらって来たアレンが、今度はイケスカのちょうど上空で穴が開くと大発表する。 ここから感想 たしかに飛行機の動きはめちゃくちゃ良かった。工場の上空から見た戦闘の様子なんか、地味だけど隊の動きとかをもうちょっと見ておきたいななんて思ったしね。 話の流れは分り易くストレートに進んでいき、きっと最後の最後まで、イサオテヘペロ精神で済ませるだろうし、死ぬなら死んだであっさりしてるんだろうなと思ってしまったら、もう見るところが無い。 戦場の状況判断についてはユーリアよりもルゥルゥに軍配が上がるし、船内酒場ではヒデアキの抹殺対象が呑気に酒を飲みながら穴の予想発生地点を計算しているしで、安定感というよりも、ピンチを危険だと思えない空気感がものすごく出ていて、せっかくサブジーの仇が目の前にいたことが分かったのに、「よし!キリエそこだっ!いけー!」にならないのは、やはりゲームありきで、キャラが死んではいけない制約でもあるからだろうか…。 来週は、イケスカに穴が開くとのこと。あの穴が閉まる時の収縮現象でイケスカ市が消滅して終わるのか、はたまたイサオが富を独占しようとして失敗、失脚して雲隠れし、穴は開きっぱなしのままなので、新しいもの見たさにキリエが冒険に出かける所で作品が終わるのか、どこまでするのかは分らないが、「コトブキってこれで良かったっけ」発言を回収してくれればもう良いと思っているので、その点だけは何とか表現されていますように。 にほんブログ村 アニメブログへ
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